12ヶ月点検やってますか?12ヶ月点検がお勧めな理由を教えましょう

車検と車検の間に存在する12ヶ月点検。

通常乗用車であれば2年車検になります。その2年の間、12ヶ月に法定点検が定められているのを知っていますか?

僕は自動車整備士になる前は12ヶ月点検というものをやったことがありませんでした。というか、行きつけの整備工場がなかったのでそんなものがあるなんて知らなかった。

自分の車検は全てユーザー車検で通していました。点検なんかやったことなかった。世の中にはこういう人も多いかもしれませんね。

それじゃ12ヶ月点検って何をするのか?

車検とほぼ似た内容の12ヶ月点検

12ヶ月点検の内容って、車検整備とかなり似通っています。少ない費用で総合的に車の状態をチェックすることができるのです。

車検の時は自賠責保険・重量税・印紙代などの法定諸費用を支払わないといけないでしょう?12ヶ月点検に法定の費用は存在しません。整備工場に支払う工賃のみ。費用は乗用車であれば15000円前後です。

15000円出せば、車のブレーキの残量から何からを整備士がチェックしてくれます。当然悪いところがあったら追加で整備をしてもらうことも可能。

12ヶ月点検と車検の時って、整備指数が変化するのでブレーキパッドの交換やファンベルトの交換といった追加整備の工賃が安くなります。そう決まってるのです。

1年後に控える車検でどのような整備が必要になるかを把握することもできます。12ヶ月点検である程度車に手を入れておけば、車検の時の整備代を抑えることも可能です。

12ヶ月点検をやって整備工場と親密になろう!

整備工場側の立場でお話しすると、

「車検しかやらないお客様」

「必ず点検も入庫するお客様」

「一般整備で困った時にだけご利用されるお客様」

とこの3通りにユーザー管理をします。今では殆どがコンピューターでユーザー管理をしてダイレクトメールを出しています。

車検しかやらない人。これは6割程度ですね。車両の整備歴データを見ると見事に車検整備のみしか入っていない。

方や、必ず点検もやる人。さらには車検と点検はやらないでオーダー整備のみで利用する人。

工場側からすると、点検もやってくれるお客様というのは上お得意様になります。車検以外でも利用してくれて、工賃をいただけるわけですから。

こういう上お得意様は例えばパンクした時に来店されたりすると、サービスで修理をすることもあります。実際僕は利用頻度の高いお客様に関しては小さい整備はサービスしています。

そういった工場との連携も密になるのが定期点検なんですよね。

15000円程度で洗車もしてもらえ、プロの整備士に車をチェックしてもらえる。車検よりもお得感が高い12ヶ月点検をぜひやってみてください。

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