12ヶ月点検のメリット

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愛車の定期点検って行っていますか?おそらく大半のユーザーは

「車検で整備してるからいい」

という認識なんじゃないでしょうか?僕はどうかというと、法定の6ヶ月点検と12ヶ月点検も行っています。つとめている会社が自動車整備工場なので、必須なんですけどね。ちゃんと会社にお金を払って、自分で自分の車の点検をしています。

僕が自動車整備工場で働く前までは、一度もこういった法定点検を整備工場に依頼したことはありませんでした。ですが、実際に整備工場で働く側になると、これはとてもコストパフォーマンスに高いものだなと実感しています。

まず12ヶ月点検の費用として、大体整備基本料金として1万円ちょっとくらいになります。工場によってはレバレートが違うので、高くても15000円位が基本料ということです。この基本料で何が出来るかというと、分解整備記録簿に記載されている項目のすべてを点検してもらえるということ。これはほぼ車検に通じる整備内容です。もし部品交換を依頼するとなると、別途追加工賃の部品代がかかってきます。

12ヶ月点検のメリットとして

1、プロの整備士の目で愛車の状況をチェックしてもらえる

2、メニューによっては格安でオイル交換ができる

3、洗車もしてもらえる

と、この辺があげられます。一番は1のプロの整備士の目で愛車をチェックしてもらえるというのが大きいです。特にディーラーであれば、その車種のウィークポイントを知っている。ウォーターポンプの漏れやすい車とか、ハブにガタが出やすい車など。ある程度データがそろっているので、その車種のウィークポイントを確認してもらえる訳です。

更に最近はコンピューター診断全盛時代です。今の車は故障があると、故障コードとしてコンピューターの中に故障コードを保存しておくのです。それを12ヶ月点検の時に診断機を使って読み取れる。何か問題が出ていたか、これから何が起こりえるかなどをある程度予想してもらえます。

6ヶ月点検でもそこそこいいんですが、ユーザー車検や格安車検でいつも車検をとっているようなユーザーは、一度ディーラーの12ヶ月点検を受けてみるメリットは大いにあります。6ヶ月点検はブレーキまで分解しません。12ヶ月点検なら、ブレーキの残量や油漏れなどまで細かくチェックしてもらえます。

12ヶ月点検はコストパフォーマンスの高い整備なのです。

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