9年間不動だった車のスパークプラグを外してみた

先日、実家で封印されている180SXの作業をチョコチョコしてきました。その時ふと、

「プラグってどんな風になってるのかな?」

と疑問に思って点検してみる事に。僕が知ってる限り、日産の純正白金プラグを取り付けた記憶がありました。その後おそらく仕様変更されているとは思うんですが、もし劣化してたら交換せねばならない。

とりあえず外してみる事に。

180SXはダイレクトイグニションです。取り外す前に、エンジンヘドッカバーのサービスカバーを外します。

カバーを外すと、ダイレクトイグニッションコイルが見えます。

ちょっと注意したいのが、イグニッションコイルのカプラーです。このくらいの車齢になってくるとカプラーを外そうとして割れることがあります。

カプラーが割れるとハーネス側で修理が必要になるので、リカバリーがなかなか面倒なことになるんです。

なので、僕はこの手のプラグ交換の場合はハーネスごとダイレクトイグニッションを外すやり方をおすすめします。

こんな状態で外した方がいいんです。場合によっては、カプラーを外さないとコイルを抜くクリアランスが取れない車もありますが、できるのならカプラーはいじらないでハーネスごとコイルをエンジンから外す。

さあ、プラグの状態はどうかな?プラグって、一度も外したことのない場合ってものすごく固く締まっています。ラチェットレンチなどを使って外そうとすると、ラチェットのギヤに負担がかかるので注意。

緩むまではスピンナーハンドルなどでトルクをかけた方がいいですよ。

僕はT字レンチで外してみました。T字レンチって便利で、ネジが緩んじゃうとくるくるって回せる。普段エアラチェットレンチになれてしまっている整備士にはおすすめアイテム。

T字レンチなら、コンプレッサがなくてもネジを脱着する時間はあまりかからないのです。

そして外れたスパークプラグ。HKSのものが着いています。やはり仕様変更されていましたね。

最近はエンジンを毎週のようにかけにきているから、焼け具合はそんなに悪くないですね。イリジウムタイプだと思います。今度よく調べてみます。

タービンが純正ではなくて、確かS15タービンを装着してるはずなんですよね。おそらくインジェクターやコンピューターは純正のままで対応できてしまってるのかな?

S15と180SXのSRだと、馬力が205PSから250PSくらい違う。インジェクターの容量と燃調はそのままでもポン付けできるって本人が言っていたのを覚えています。

いずれにしろ、プラグも交換を考えていいかもしれないですね。とりあえず優先順位はあとになるけど。解決しないといけない問題は他にも山ほどあります。

意外とまともだったプラグ。

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