ツインプラグを装着しているホンダの粋なはからい?

前の話になります。初代フィット大ヒットしましたよね?

トヨタヴィッツの対抗馬としてデビューした初代フィット。コンパクトカーであのまとまったデザインは僕も衝撃を覚えました。

確かカタログ燃費でリッター20kmを超えるという。その当時僕はFD3Sに乗っていたので、実燃費がリッター4km台だったので、

「フィットはリッター20kmオーバーで走るのか?」

とびっくりしたのを覚えています。実燃費はおそらくリッター15km程度だったのかもしれませんけどね。

そんな初代フィットにはツインプラグという機構を備えています。1つのシリンダーに対して、プラグを2つ使ってるんです。なんで?

答えは簡単。混合気をロスなく点火するため。

プラグって普通シリンダーの真上の真ん中に取り付けられています。が、混合気と回転数によってはやはりノッキングが起こったり、完全にもえにくかったりいろいろ問題もあります。

ロータリーエンジンではやはり2プラグで、リーディングプラグとトレーディングプラグがついています。

そんな初代フィットのプラグ。

4気筒なので8本も使ってるわけですが、

ホンダのメーカーによる粋な計らいがあったのです。

それは、手前と奥でプラグのメーカーが違う。

NGKとデンソーの2大国内プラグメーカーを両方採用しているという粋な計らいなんですよ。

うーん、お心遣いに恐れ入ります(笑)

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コメント

  1. Jean-luc より:

    以前、日産にZエンジンというのがありまして、ツインプラグでした・。排ガス規制の真っただ中に生産されて、ブルーバードではターボまで出ましたが・、まったく振るわないかわいそうなエンジンでした。

  2. MHO より:

    キター!!と言いたいZエンジン。僕は遭遇したことがないんですが、ポイントも2つ使っていたんだぞって先輩にずーっと言われ続けている見てみたいエンジンです。