4極リレーの点検は電気の流れをきちんと理解してから行おう

ちょっとした注意事項です。

車には数多くのリレーが使われています。リレーというのは四角いコネクターみたいな部品です。役割は遠隔スイッチみたいな感じでとらえてもらうとわかりやすいです。

こういうのです。ヒューズボックスにブスブスと刺さっていますよね?

有名なのが4極リレーです。ノーマルオープンリレーとかノーマルクローズリレーと呼ばれているもの。

4つの端子部分があって、2極間に電流を流すともう2極間が開通するわけです。どのような使い方をするかというと、エアコンで例をすると

1と2にエアコンスイッチオンで電気を流す。

3と4が開通し、コンプレッサーを動かす。

さらに具体例をいうと、昔ヘッドライトが暗かったときってありますよね?そんな時はバッテリーからの大電流を直にヘッドライトに流すというものが流行っていました。

4極リレーをつかうと

1と2にライトスイッチONで電流を流す

3からバッテリーのプラスを引いて4へヘッドライトのプラス端子へ直接大電流を流す。

こんな具合です。遠隔スイッチですね。

使いこなせれば便利な4極リレー。ただ知らないと怖いのが4極リレーでもあります。

さっと図を書いてみましたが、左側が一般的なリレーです。

4極になっていますね。右側へ電気を流すとコイルが磁石になり、左側の接点がONになり電気がながれます。

こういったノーマルオープンリレーの場合、右側のプラスとマイナスに12Vを与えてカチカチと音がするかを点検します。

電気が流れたら電磁石になり接点がONになる。

カチカチ音がしたら左側の回路が導通しているかを点検する。簡単です。

1と2に12Vを流す。3と4に導通ができるかを調べる。これだけが一般的なリレーの点検方法です。

しかし図の右側のリレーにはダイオードがはいっています。これが曲者。

ダイオードって一方向にしか電気を流しません。すなわち、1と2に12Vを与える時に、プラスとマイナスの極性を間違えると壊れちゃうのです。

リレーを点検しているつもりで自分が壊してしまった。それに気づかずに、電装品の故障はリレーが壊れていたからだ!(自分が点検で壊したのに)と結論付けて誤診をする。

こういう笑えないケースがあります。ダイオードがはいっているリレーがあるということを知らないとこんな笑えないケースになってしまいます。

ではどうするか?

リレーの見た目ではダイオード入りかそうでないかは判断が難しいです。では、点検の時に極性を間違えなければいいわけ。

すなわち、リレーが刺さっているヒューズボックス側にサーキットテスタを当てて電流のながれを確認してからリレーの点検をする。

とこのような順序になります。

たかが4極リレーとはいえ、点検には電流の向きには十分注意して行いましょう。

電気の点検にはサーキットテスタですね。

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