5馬力事件
話の前に説明を!
馬力=1秒間に75kgのものを1m引き上げる力
ですね!これを頭に入れておきましょう!これ肝心ですから!
さてお話しに移ります!
チームMHO家は兼業農家です!主に作っている農作物は、果実と米!
その主なものが米なのですが、大体夏ごろまでに田植えを行います。
そうすると必然的に毎週土日は農作業の日!
と決まってくるわけなのです!
事件は何気ない農作業の日に起きました!
いつもように、農作業を終えたチームMHO2人と親父は、家に帰るべく車に乗り込みました。
車は大体が、親父は1人で軽トラに乗ってきて、MHOはFCか180SXで便乗してきます!
親父が軽トラに乗り込んで、アクセルを吹かすと
突然、側溝の一部が崩れ落ち、
軽トラは見事に
脱輪しました!
まさに、「ファイトーいっぱぁつ!」な状況!
いくら家の軽トラが4駆でも、これにはお手上げです!
兄「あーなんだよこの側溝!大体木でできてるじゃんか!」
弟「うっわぁ。これ腐ってるぜ!駄目だこりゃ!どうすんだよ〜」
親父「やかましい!」
兄「・・・・・・・・・・・うっわぁ逆切れかよたち悪ぅ〜」
弟「ってかジャッキでもこれは届かね〜ぞ!」
親父「じゃかぁしい!ジャッキもヘチマもあるか!あるだろうが!いいのが!」
兄「何だよ?」
親父「腕力だ!腕力!!」
弟「はぁ?まさか・・・・・」
兄「おいおいまじか?」
親父「お前ら1人1馬力っくれぇあんだろが?若えんだかぁらよう!」
MHO「・・・・・・・・・・・・」
親父「持ち上げんだよ!」
我々はこの親父の言っているたわごとが全く理解できませんでした。
さすがにバッテリーを盗んでいくだけのことはありますね!
弟「何言ってんだよ!もっと人呼んでこなきゃ無理だろ!」
親父「お前らで2馬力!1人1馬力ずつだ!」
兄「しかし合計3馬力程度でもちあがるか!?」
親父「どういう計算してんだ!?合計3馬力のわけねぇだろ!」
弟「はぁ?」
親父「俺は1人で3馬力だ!」
この男の言うことを簡潔にまとめるとこういうことですね!つまり人力で引き上げろと!
しかも自分は3馬力あると!言い切っています!
さすがに鍵をへし折るだけのこともあります!
とにかくPOWER!全てはPOWERが物語っていると!そういうことなんです!
やはり自分の力には御年60を超えても3馬力と
言い放つ自信が最高!(涙)
昔の表現で言うと、馬3頭と互角に綱引きができると!
そういう意味ですからね!
と、いうわけで、こんな自らを3馬力と名乗る男に
逆らってはいけません!いけません!素直にうなずくしかないのです!
親父「いいか?せーので持ち上げるからな!」
一同「せーの!ふんッ!」
我々が、勢い良く力を振り絞ると、おおっ確かに多少は軽トラが持ち上がってきた!
が、しかし決定打には繋がらず、以前変わらない状況です!
弟「やはりここまでが限界か!やっぱ3人じゃ無理だ!俺親戚連中呼んでくるわ!」
そういって、弟はFCに乗り込んで行きました!
親父の方に目をやると、どうも諦めきれないというか、釈然としない表情!
すると突然、
親父「おう、軽トラにのれ!」
また意味不明なことを言いました!
親父「いいか、俺が持ち上げるから、合図で車を発進させろ!」
兄「しかし、3人でももちあがらなかっただろう!親戚を待とうぜ!」
親父「じゃかあしい親戚もヘチマもあるか!乗れ!」
でた、事あるごとに親父はヘチマという言葉をつかいます!
親戚に車落っことしたなど、恥ずかしくて言えないのでしょう(笑)
プライド高し3馬力腕力男!逆らってはいけません!しぶしぶ軽トラに乗り込む兄。
親父「いくぞ!エンジンかけてギア入れとけよ!クラッチは切っておけ!」
兄「無理なんだからやめとけよな〜往生際の悪い!」
親父「せーの!ふんがぁ!」
!!!!!!!
げっ!マジで持ち上がった!
親父「今だ!発進しろ!」
そういわれると、すぐにクラッチをつなぎました!
!!!なんと!脱出成功!?
親父「口ほどにもないな!」
兄「なんで3人で、持ち上がらないものが親父一人で持ち上がるんだよ!?」
親父「そんなのは決まっている
だろ!お前らは1馬力も
なく、逆に−1馬力
だったってわけだ!」
親父「つまり俺は1人で
5馬力だ!」
この男、自分を3馬力から5馬力に昇格させました。
それにしてもなんて馬鹿力!
親父「おっと!早く車出せ!」
と親父は言うと、軽トラの助手席に乗ってきました!
兄「はぁ?だって、今弟が親戚呼び行ってるジャン?」
親父「馬鹿野郎!脱輪した
なんて恥ずかしいから
言えないだろ!
何事もなかったかの
ように消えておくんだ!」
なんと!さっすがプライドの塊親父!ちょっとお茶目な一面も見せます!
兄「しかし、弟はどうすんだ!?」
親父「いいんだよ!放っておこう!」
兄「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
この弟と親戚を放って、何事もなかったように消える!
そんなキテレツなことを言い出した親父ですが、ナイスアイデアなので、
このままばれないように、回り道をしてかえることにしました!
後始末は頼んだ!弟よ!
数時間後、激怒した弟が
帰ってきたことは
言うまでもない(爆笑)
衝撃の5馬力親父のイラストです!
僕らはこれでチューニング代を稼いでます