アクセルペダルが固い原因を突き止める

以前も書いたことがあるけれど、今乗っている車。
NAのマニュアルだけれどどうしても直したいなぁと思う部分があった。それがアクセルペダルの固さだ。
ペダルがとにかく固いのだ。ペダルが固いということは繊細なアクセルワークが出来ない。
その影響がもろに出るのが発進時だ。かっくんアクセルのためスムーズな発進ができないから家族からいつもブーイングが飛ぶ。これを解消したいからちょっと原因を突き止めることにした。
まずはワイヤーが錆びているかどうかだ。問題がアクセルワイヤーであればワイヤーを交換すれば万事解決となる。ワイヤーを片側取り外して手でしゅうどうさせてみると悪くない。

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とすると問題は2箇所。アクセルペダルのスプリングかそれともスロットルバルブのスプリングだ。
ワイヤーを外した状態でペダルを踏んでみると軽い。ペダルには問題が無い。
つまりアクセルペダルの固さはスロットルバルブのリターンスプリングが強すぎるということだ。
確かに手でスロットルを開いてみると固い。結構な強さが必要だ。リターンスプリングを外してみた。
そうしたら、どこかで引っかかってくれてリターンの機能自体は損なわれずに張力もゆるくなった。
アクセルペダルを操作するとかなり軽くなったので操作性はとてもよくなりそうだ。
しかしちょっと気になって、エンジンをかけたら問題発生。エンジンのスローが高くなってしまった。
つまりスロットルが厳密に言うと全閉していない状態なのだろう。最初はファーストアイドルかなと思ったが、暖機後もスローがあまり下がらないということはやはりスロットルが完全に閉じてくれていないのだろう。
そしてアクセルを煽ったときに普通はすぐに回転がさがるが、スロットルバルブのスプリングを外した状態だと一度1500回転で引っかかってから回転が戻るといったことにもなった。
しょうがないので元に戻した。技術的にアクセルペダルの固さを修正するのはちょっと難しそうだ。
あとはペダルの梃子の原理を換えるか、それともやはりスロットルバルブのスプリングを加工してスロットルを全閉に出来て且つ、張力をゆるくするようにするかのどちらかだろう。
いずれにしてもカックンアクセルでしばらくは乗らないとだめっぽそうで、トホホでございました

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コメント

  1. @朝霞市 より:

    以前にオートメカニック誌によく投稿されていたMHOさんでしょうか。
    最近ターボのクルマに乗り換えられたようですが、本件について少しだけ。
    ホンダのオルティアでしたが、アクセルワイヤーの遊び調整の際に、スロットルドラムとダストブーツの間のワイヤーがハダカになっているところをパーツクリーナーで清掃して、ダストブーツの摺動部も軽く清掃したら、アクセルがスムーズに動くようになりました。Z(PA1)でもスムーズになったので、バモスでも同様の効果は期待できるかと思います。

  2. MHO より:

    よく覚えていましたね。AM誌には当時大変お世話になりました。Zでも固くなるんですね。

  3. シリウス499 より:

    同じ悩みで検索していた所、このサイトにたどり着きました。当方、自営で2台所有しており1台はホビオターボ、もう1台はバモスNAですが、明らかにホビオの方が軽いです。
    クルマ屋さんに相談して見ても結論は出なかったのですが、ターボモデルとNAではリターンスプリングが異なるのでは無いかと思います。
    ただ、リターンスプリングのみの購入は無理っぽく、中古でターボのスロットルボディを入手してスプリングを交換して見たいのですが、互換性で頓挫しております。

  4. MHO より:

    いろいろ試してみました。リターンスプリングを一巻き外してみたりもしました。確かにアクセルペダルは軽くなりましたが、アクセルオフ時のエンジン回転数がなかなか下がらない副作用が出ました。ワイヤーを給油してみたら若干改善されたので、思い切ってアクセルワイヤーを交換しましたが、驚くほど改善はされませんでした。
    やっぱりリターンスプリングが年式で強さが違うんだと思います。年式の新しいバモスはアクセル軽かったです。

  5. シリウス499 より:

    何かヒントでも得られればと思いましたが、中々難しそうですね。ちなみにウチのバモス(H24年登録)は重く、ホビオ(H21年登録)は軽いです。

  6. MHO より:

    やはりリターンスプリングの強さが年式で違うのではないですかね?僕がたどり着いた答えはそこです(笑)年式が新しい方が動きが重いのはいやですよね・・・。