板金の見積もりがすぐに出来なくて、ちょっとイライラしちゃうジレンマ

自動車整備工場で勤めていると、いろんな相談を受けます。

うちの会社のメイン業務は整備になるので、車検や定期点検その他に一般整備が主な仕事です。

当然新車や中古車も販売しています。営業が開拓したお客様の車を整備して利益を出して行くということですね。そんな中、僕がもっとも苦手とするのが板金整備です。

といっても、僕は板金の技術がまったくもってない男。外れたバンパーを交換したりちょっと穴が空いたフロアを鉄板あてがって溶接とかそういう類は出来ますが、本格的な板金整備は全て外注に出します。

この作業が困る。

お客さんが車をぶつけちゃったよーといって来店されます。

そんな時、うちの工場には板金見積もりのソフトがパソコンに入っていません。

ではどうするか?スマホでひたすらいろんな角度から写真を撮って、外注先にメールで送るんです。その画像で概算見積もりを出してもらう。

こんな非効率的な見積もりをしています。そして、お客さんによく聞かれるのが

「いくらぐらいで直せるかな?」

「期間はどのくらいかかるのかな?」

とこの2つですね。確かに気になりますよね。板金整備って通常の車検整備とはまた違ったプライシングです。塗装代ってめちゃくちゃ高いですからね。特にソリッドと言われる1つだけの塗装ではなくて、パール系の塗装。これはなんども塗装を重ねる必要があるため割高になります。

年間で僕も200件以上板金を引き受けたり納車したりします。その経験を生かして、この車でこのくらいなら、金額と納期はこんなもんだろう・・。という基準が若干は持っています。

が、しかしです。こんなのどうします?

アウチっ!!

こんなんどうやって見積もればいいんじゃい?

板金部隊に見積もりをどうやっているのかを聞きました。実際に見積もりを目の前でやってもらったら、便利なソフトがパソコンに入ってるんですよ。

車検証の諸元を入れると、その車のデータが出てきます。車のイラストと一緒に。ぶつかっているところをクリックして選択していくと、工賃と部品代がどんどんと見積もっていくソフトなんです。

これがあれば確かに見積もりがすぐにできるよな・・・。知り合いの整備工場で働いているフロントマンに聞いたら、やっぱりそのソフトは入っているとのこと。

自社で見積もりソフトで見積もって、その内容で外注先の板金工場に作業させるらしいです。ただ、最初から若干多めの見積もりにしておくのがポイントとか。

金額が減ることはいいことですが、見積もりより高くなるのは避けたいですからね。

そんなわけで、我が社には板金見積もりソフトがない。

写真→外注先へメール→FAXで送られてくる。

とこんなステップを踏んでいるので時間がかかる。その場で見積もりが出ない。さらには外注先の工場の状態がわからないから、納期が明確に答えられない。

といったジレンマを抱えてしまうのです。板金ってどうしても日数がかかってくるから代車を用意しないといけないことがほとんどですし、代車のコントロールを含めて苦手な相談だなぁ・・・。

ただこの先整備業界は縮小していくのは間違いないんですが、板金は変わらないでしょうね。まあ自動運転やいろんなサポート機能が充実してきて車をぶつけるということが減ってくるかもしれないけれど。

自動車整備よりも未来は長いと思っています。これから先、整備士よりも板金工場の方が食いっぱぐれはないですよ!

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