最近のベルトは専用工具がないと交換が難しい

最近の車に使われている補機類のベルトですが、昔に比べると変わってきています。

まずストレッチベルトと呼ばれているベルト。

こちらが実際のストレッチベルトですが、基本的に調整不可のベルトです。ベルト自体に伸縮性をもたせているので調整が不要。

なんでそんな仕組みになったのかというと、整備士によるファンベルト交換の張りすぎによって各種ベアリングが壊れるという事例が増えてきたため。

そういった無用のトラブルを避けるために自動車メーカーが採用してきました。昔でいうとダイハツのKFエンジン。これはちょっと張りをあやまるとすぐにウォーターポンプが壊れてしまいます。

ストレッチベルトを採用すれば人的のトラブルがなくなります。

ストレッチベルトを交換するには専用の治具を使います。ベルトに付属してくるケースもありますが、治具をあてがってクランクシャフトを少しずつ回してベルトを装着する。

こういったストレッチベルトの他にも専用工具がないとベルト交換ができない車が出てきました。

スズキのR06Aで、ベルトの張りをオートテンショナで交換しているタイプ。これを下手にテンショナを縮めて交換すると壊れてしまいます。

きちんとした工具を使って、適切にベルトテンショナーを縮めないとダメなので当社でも用意することにしました。

そう思えば手動で張り調整ができた時代が懐かしい。

こうやって整備士の手が少しずつでも入る余地がない車になっていくんだなぁとちょっと寂しくなってきました。

壊しちゃだめだからきちんとした工具を使わないとですけどね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)