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ボンゴ パワーウインドウ故障修理

time 2015/10/18

ボンゴ パワーウインドウ故障修理

マツダのボンゴです。
助手席側のパワーウインドウが動かなくなってしまったということ。
修理に入りました。

c-log806-01

ボンゴ

助手席側のパワーウインドウが動かない。
とりあえず試してみた。運転席側のメインスイッチでオン、オフ。
動かない。

助手席側のスイッチでオン、オフ。
これまた動かない。

c-log806-02

スイッチを入れている間はルームランプが一瞬暗くなっているので
なんとなく電気はいっているような感じ

写真を撮り忘れたけど、ここで助手席側のドアの内張りを剥がして、モーターを点検しました。
パワーウインドウモーターのカプラーを外して、
12Vバッテリーを持ってきて、線をつないで直結させてみると、動き出したパワーウインドウモーター。

どうやらモーターは壊れていない。動きは正常。

続いて、電気を調べるため、内張りを外した状態でパワーウインドウスイッチのカプラーをはめる。
そして、モーターのカプラーをまた外してモーターのカプラーのハーネス側に電気が来ているかを確認。

2極カプラーで一つが12V、常時入りっぱなし。
もう一つの線がパワーウインドウスイッチを下げた時に12Vの電圧がかかる。

??ちょっとよく分からない。

なんでスイッチを下げたときだけ12Vの電圧がかかる配線があって、
もう一つは常時電源で12V来ているんだろう?そんな配線なのか?

とりあえず疑問を抱きつつ、次に行ったのが、運転席のドアのヒンジ部分の配線確認。
ボンゴは経年劣化でここのハーネスがよく切れる。
ハーネスをめくっていってもどうも断線しているような箇所はなし。

ここで一瞬ひらめいた。どうも電気系がおかしいぞと。
やはりさっきのスイッチを下げた時に12Vきちんと発生する配線と
常時12Vきている配線というのがおかしい。

そこでモーターのカプラーをまた外して、バッテリーを直につないで、窓を下げっぱなしにした。
この状態で、モーターのカプラーをつないでみると

ウィンウィンウィン

何もやっていないのに、窓があがっていく。犯人はコレだ。

パワーウインドウが動かないんじゃなくて、ずっと上がりっぱなしの信号が出ていたんだ。
問題が分かればあとは答えを探す。こうなってくると一番怪しいのはスイッチだ。
しかし、このボンゴは運転席と助手席のスイッチを二つともつなげた状態でないと
助手席のパワーウインドウは操作できない回路になっているらしい。

とりあえず助手席のスイッチを外してサーキットテスターでスイッチを上げ下げした時の導通を確認。
どうもこのスイッチはシロっぽい。

次に運転席側のメインスイッチだ。

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スイッチの取り外しは簡単。まずはネジを一本外す

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後ろ側からこじって外す

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カプラーを抜く

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あとは取ってからネジ3本を外すとスイッチが単体で外れる

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スイッチを分解

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左側の白い四角が助手席のスイッチ部分。白い部分が上に上がっているのがわかる。
つまりこれで固定されてしまっていた。

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白い部分が下がっているでしょう?これでパワーウインドウが下がる。

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スイッチの裏を見ると、爪が折れていた。
なので、上には上げられても下に下げるための爪が折れているため下げられないことが判明した。

それにしても、動きもかなり渋いので、お客さんに了解を取って
メインスイッチを交換することに。まぁ15万キロも走って頻繁につかっているから
小手先の修理よりも交換のほうがいいかもしれない。

c-log806-11
新品のスイッチは14000円くらいした。

c-log806-12
作業終了。

もう少し発見が遅れていたら、パワーウインドウのモーターが焼きついてしまっていた。
モーターはまだ使えそうだったから良かった。

というわけでボンゴのパワーウインドウ修理でした。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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