油圧ブレーキアシスト機構 アドバンスド・ハイドロリック・ブースターとは

シビックハイブリッドです。
このシビックハイブリッドは油圧ブレーキアシスト機構がついています。
アドバンスド・ハイドロリック・ブースター

正式名称はそんな複雑な名前。

c-log667-01
シビックハイブリッド

まぁプリウスなんかもそうなんですけどね。

昔の車ってブレーキブースーターがついていなかった。
だから思い切りブレーキペダルを踏まないといけなかったんですよ。

それが時代は流れて、いろいろな人が車に乗るようになった。
老若男女、どんな人でもきちっとブレーキ性能を引き出せるようにブレーキブースターが
当たり前のように搭載されてきたんです。

これはエンジンの負圧を利用して、ブースターを働かせて、
ブレーキペダルを踏む力のアシストをしてくれている機構。

エンジンをかけてブレーキペダルを踏んでみるとちょっとふわふわっとしたタッチがします。
エンジンを止めた状態で同じようにブレーキペダルを踏むとカチッとしたタッチになります。

これはブースターがエンジンがかかっているときに働いているため。
いわゆるブレーキペダルを思いっきり踏まなくても踏力をアシストしてくれているからです。

この機構が、このシビックハイブリッド及びプリウスは
ブースターの負圧を利用するタイプから、ブレーキフルードで油圧を作って
ブレーキブースターの働きをさせる

ハイドロリックブースターに変ってきていると。そういうことなんですよ。

だからプリウスやシビックハイブリッドのエンジンルームを開けて、
ブレーキのマスターシリンダーを見てみると
ブレーキのマスターバックがついていないことが分かります。

c-log667-02
マスターバック

そしてこのハイドロリックブースターが

ブレーキフルードの交換を困難にしているといっても過言ではないのです。
プリウスなんか専用の診断機がないとお手上げ状態ですからね。

でもホンダのシビックハイブリッドは一応手動でブレーキフルードの交換を可能にしています。

そのハイドロリックブースターなるシステムは

ブレーキにECUを独立して持たせて管理させ
パワーユニットのアキュムレーターで油圧を作り出して送り出すといったシステムです。

ブレーキのフルードのリザーバータンクが2つあって、
一つがサーボユニットにつながっています。

普段はアキュムレーターという気球みたいな物体の中に
ブレーキオイルをためておいて、急なブレーキによるアシストが必要なときは
内蔵されているプランジャーポンプからマスターシリンダーへ
油圧を直接おくっているのです。

だから踏力は少しですむといったことになります。

そしてアキュムレーターの中にまたブレーキフルードがためられて
いつでも油圧を作り出せるようにしていると。

マスターシリンダーへマスター圧という油圧を
パワーユニットが作り出して、ブレーキアシストをする。

これがハイドロリックブースターというものです。

こうなると、ブレーキペダルはもはやただのスイッチと化してしまいます。

やばいと思ってペダルを踏むと、ブレーキのECUが油圧を送り出せと判断して
マスター圧をかけさせると。

まさにブレーキペダルはただのスイッチ

これではブレーキのペダルタッチは従来のものとはまったく異なったものになってしまいます。
つまりただのスイッチなんだからね。

これじゃ今まで車に乗りなれた人は困るからってんで、
プリウスは空気圧で、ホンダはゴムで踏力を再現しているわけです。

シビックハイブリッドの場合はストロークダンパーといわれるゴムが
ペダルの踏み応えを作ってくれているんですね。

長年乗ってくると、ゴムが経たって踏み応えが変ってくるかもしれないね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする