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ブレーキパッドの交換を怠った、最悪な末路

time 2016/04/14

ブレーキパッドの交換を怠った、最悪な末路

3連チャンで入庫してきました。ブレーキパッドの交換を怠ってきた整備不良車の結末。
一番ひどいケースです。通常ブレーキパッドの交換を怠ると、ブレーキローターをパッドの摩材じゃない部分で削ってしまう。

そしてローターが駄目になってしまうというのが最悪のケースだと考えられている。

しかし、今回訪れたのはそれをさらに打ち破るケースとなりました。車はエスティマでした。
ブレーキが奥まではいって、全く効かない状態だ。ということでレッカーで引き取りに。
症状から、ローターを削ってしまったなというのは簡単に分かったんですが、結果は想像をはるかに超えたところにあった。

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とりあえずローターとパッドを用意して交換作業に移ろうとした。ローターを外して、付け替え。
今度はパッドを交換しようとしたら、次なる悲劇だ。ブレーキフルード漏れだ。あーあ。ということでキャリパーシールキットを注文。片側はパッドが残っていて、シールキットの交換で事なきを得た。
しかし反対側のブレーキに着手すると、更なる悲劇が待っていた。

ローターを交換。キャリパーのピストンを戻そうと押さえつけてみるとびくともしない。
フルードももれてこない。これはおかしいということでブレーキキャリパーを分解してみた。
そうしたら考えられない事態になっていた。それはブレーキパッドが減ってしまい、限界までキャリパーのピストンが飛び出てしまった。コレによりピストンが斜めになった状態でキャリパーに保持されてしまった。そしてこのまま走行を繰り返してしまい、ブレーキキャリパーに段つき磨耗が起こっていたのだ。

なんということだ。段つきもかなりのものだ。3mm位の段差が出来てしまっている。こんなことは初めてだ。まさかキャリパーまで駄目になっちゃうなんて。
ということで、片側のひどいほうはブレーキキャリパーを交換することになってしまいました。
3万円近くしたんじゃないだろうか。部品。

ブレーキパッドを早期に交換していればなんてことはなかった。それと定期的なブレーキオイル交換をしていれば今回のようなケースになんかなりっこない。
ここまでのブレーキの故障ははじめてみた。やっぱりパッドは早期交換しましょう。

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