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物流業界とトラック

time 2014/12/29

僕の会社にも、運送屋さんの車の整備が入ってきます。軽自動車のバンやトラックから大体3tトラックくらいまでですね。これらの物流業界のトラック類は年間で相当な走行距離を重ねます。

軽自動車のバンで新聞配達をしている会社の車両は、新車で買って、車検がくる前に走行距離が10万キロを突破しました。4ナンバー貨物の軽自動車なので初回車検は2年です。2年経過する前に10万キロを超えてしまうってすごい世界です。つまり1年に50000km以上を走るということ。一日に約136km走ってしまう。

お酒屋さんのトラックもすごかった。1年で4万キロを超えてきました。1tトラックでしたが、これまた車検ごとにタイミングベルト交換です。

全日本トラック協会によればトラックの燃料油が1円上がるごとにトラック業界全体で185億円のコスト増になってしまうということです。昔は軽油は僕が経験した最安値時代は70円台でした。それが今や142円平均です(2014年現在)つまり燃料コストは17年前よりも倍になっているということです。これは相当厳しいでしょう。

そこにきて今はインターネットでの送料無料配達。アマゾンを筆頭として、送料無料をかかげてきたネット業界。利用者にとっては相当メリットがありましたが、それを格安で請け負う物流業界にとってはこれまたかなり厳しい状況だと。

運送トラックの実働距離ですが、自家用トラックは1日平均93キロ程度。これに対して営業トラックになると241kmにも達するそうです。241kmというと相当ですね。365日の単純計算で約88000kmです。当時に比べれば燃費が良くなってきたとはいえ、トラック業界は相当厳しい立場に追いつめられてしまったなと感じます。

僕も自動車整備士になるまえは、トラック運ちゃんになろうと思って、就職活動中の時に大型免許を取りました。今考えれば整備士になっていてよかったと思っています。長距離の運転は相当過酷です。ある程度年齢を重ねてきた今だと考えられないくらい大変です。

燃料コストや配達料で首を締められている物流業界ですが、整備はきちっと行ってほしいですね。大型自動車のハブ焼き付きなどが報道されています。きちんとしたメンテナンスを受けていれば、ある程度の事故は防げると考えます。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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