カプチーノ ディスビキャップ・ローター・Oリング交換

カプチーノのディストリビューターの整備をしました。

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エンジンの一番奥にあります。

ディストリビューターというものは、配電機でして、イグニッションコイルからの電流を各プラグに配電している役目をしています。

これが駄目になると、いくら高性能のプラグや、ハイテンションコードをおごってやってもまるで無駄。

電流が配電される大元が駄目になっちゃってるんだから当たり前といえば当たり前。
だから定期的に、ディストリビューターもメンテナンスしないといけません。

現在の車の大半はダイレクトイグニッションシステムで、それぞれにイグニッションコイルがあるので、ディストリビューターは存在しません。

ディスビを使っている車種で、距離を乗っているような車は是非整備しましょう。そんなに高い部品ではありません。

それではディスビの整備、いってみましょう。

まず交換するパーツはコレだけ。

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一番上がロータ
左がディスキャップ
真ん中がOリング
右がカバー

これは念を入れたもので、
本来なら、ディスキャップとローターのみを交換するだけで充分です。
この2つが電気をながしているので、劣化するのはディスキャップとロータだけね。

カプチーノの場合、F6Aエンジンを搭載してるんですが、縦置きのため、ディスビASSYが一番奥にあります。

ワークスなんかだとディスビの整備は簡単なんだけど、カプチーノは一番奥にあるディスビを外すので、ASSYで取り外したほうが整備性がいいと思いこの4つの部品を注文しました。

本来ディスビの整備をするとなると、キャップとロータだけなので、そんなに大変じゃないんですがASSYでの取り外しになると、点火時期も狂ってきますので要注意!

一番初めに、プラグコードを4本抜きます。

1,2,3番のコードとイグニッションコイルへのコードです。
組み付けるときは当然同じ位置にはめるので、どのコードがどの位置に来るかを覚えておいてくださいね

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そしてはディスビにマーキングをします。

これは点火時期をきちんと元にもどすためです。
ディスビがついてる車は、ディスビの取り付け角度で点火時期を調整しています。
うかつに外したりすると点火時期が狂って、ノッキングを起したりしかねませんので、元にあったように組み付けるのが基本。

タイミングライトをもっていて、自分で点火タイミングが取れる人は別だけどね。
個人ではタイミングライトをもってないので、マーキングしました。

ディスビ左右にマーキングね。

それでネジを外していきます

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カプチーノのF6Aは、ディスビを取り付けているネジが、
このようにトルクスになっていました。これをもっていないとお話になりません。

で、ディスビは一番奥にあって、ラチェットをつなぐと工具が入らない。
苦肉の策としてこのようにセッティング

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トルクスレンチをモンキーで固定

これで、うまくトルクをかけてネジ2本を緩めました。

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スペースが狭いため、思うように抜けてこないディスビASSY。カプラーも1つついてたので外して、なんとか取り出し成功。

まずはOリングの交換

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これがOリング。

マイナスドライバーでひっかけて抜きます

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こんな感じで簡単にとれまっせ。

なんでこんなところにこんなゴムのリングがついてるかっていうと、ディスビっていうのは、くるくる回っているものですが、その動力がカムシャフトからとっています。
当然カムとの連結部分はオイルがついているわけで、オイルが漏れてこないようにパッキンの役目をしております。

古い車でディスビからオイルが漏れてる車は、ただこのOリングを換えてやれば止まりますので、ぜひ交換してやってください。

Oリングを交換したら、ディスビをバラしていきます。

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この2本を緩めるとカバーが取れてきます。
結構硬く締まってるので、ねじ山をなめないように慎重にね。

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はい、ディスキャップを外すとローターとカバーが見えます。

ローターはただ押し込んでついてるだけなので引っ張って抜きます。

これも固着していてなかなか抜けませんでした。
本体をいためないように慎重にローターを引っこ抜きましょう。

因みに、劣化したディスキャップは

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左の電極が白くなっていますね!?

これが

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こんな風にはがれて、磨耗しています。
もう限界ですね。走行8万キロで、無交換でした。

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ローターを外すとカバーも簡単に引っ張れば抜けます。
ローターは、大抵ははまるようにしかはまりませんが、抜く時にどういう向きだったかを確認して、その通りにはめて置いてください。

それにしても錆びていますね~。接点を磨いたほうが本当はいいかもしれないね。

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カバーを外すとディスビの内部出現。
三角形のものはシグナルローターというものです。黒い部分のピックアップコイルに近づくと火花が飛んで、その気筒へ火花を送る。

あとは組むだけ。

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新しいカバーをはめて

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ローターをはめて

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キャップをはめる

そして、エンジンにまたつけてやる。
ここで注意するのはマーキングしたところをキチンとあわせるということ

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じゃないと点火時期が狂っちゃうからね。

もし同じ作業をして、エンジンの調子が悪くなったという人は点火時期がくるった可能性があるので、工場に持っていって、調整してもらってください。

結構簡単でしょう!?

ディスビは、忘れがちな場所だけに確実にメンテナンスしてあげてくださいね。

それからプラグとコードを換えると、点火系はもう完璧でしょう!

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