キャパシタと電気自動車について

今まさに電気自動車やハイブリッドに時代がシフトしていく過程です。ハイブリッドであれば
ガソリンエンジンを使えるので、電気自動車のようにインフラ整備を待たなくても何の心配もなく使うことが出来る。逆に電気自動車はまだまだ心配の種があるわけですね。

それはバッテリーによる航続可能距離。大体150kmくらいはOKっぽいけれど遠出を考えると一度はどこかで充電をしないといけない。通常の充電だと8時間以上かかってしまう。その辺のわずらわしさなどがある。

これは電気を取り出す蓄電池の性能上仕方が無いことです。一番の電気自動車の壁になるのは
この充電時間とインフラ整備になってくるのではないでしょうか?

ふとこの間本を読んでいたらキャパシタというものを知りました。キャパシタというのはコンデンサに似たような電気装置だそうです。キャパシタのすごいところは寿命が半永久的であること。

バッテリーは化学反応を起こして充放電を繰り返しているので、使っていくと寿命が短くなる。
つまり航続距離が短くなってくる。これは携帯電話の電池パックやパソコンのバッテリーでおなじみだ。
しかしこのキャパシタという電気装置は寿命が半永久的なのだそうだ。それはすごいことだ。

続いてキャパシタのすごいところは充電がほんの数分で済んでしまうということだ。おいおい。
そんな夢のような装置、どうして放っておくんだろう?と思ってしまう。電気自動車に搭載されるバッテリーで今一番注目を浴びているのがリチウムイオンバッテリーだ。小型で高性能だ。
しかしバッテリーの充電は時間がかかる。でもこのキャパシタは数分で充電が終わるのだ。

じゃあ何でキャパシタを採用しないかというと、まだ容量が少ないということだそうだ。
上海で電気バスに採用されているらしいが航続可能距離が3kmなんだそうです。3km地点で充電を一瞬で済ませてまた戻ってくる。こういった路線バスにはもってこいかもしれない。

将来的にキャパシタの航続可能距離は30km程度まで伸ばせるらしい。そうなると30km地点であっという間に充電をすませて・・・という使い方をしていけば、この装置こそが電気自動車の
メイン電源になりうる装置なんじゃないかなと思った。キャパシタがんばれ。知ってました?キャパシタ 。マツダも採用していますが、これが電気自動車の動力源になる位になればいいんですけどね

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コメント

  1. 元スバルの糞メカニック より:

    一時期流行ったホットイナズマにはキャパシタが入っているらしいと聞きました。

  2. Jean-luc より:

    電気量ではなくて、電荷として貯めるらしいですね。

  3. MHO より:

    ホットイナズマ、いろんな雑誌に広告のってましよね。

  4. MHO より:

    電荷なんですね