車の平均寿命が延びている

車の平均寿命が延びています。
ここにきての車の平均寿命は約11年。
年間走行距離を1万kmで計算すると、11年11万キロ使われるのが
「車の平均寿命」となるわけです。但し、これは平均の寿命であって、
寿命というのはここでは車が持つ耐久性に対する寿命では
ないと考えます。ここで表現する平均寿命というのは、乗り換えの期間という風に解釈した方が
正しいのかもしれません。

gtr

話を平均寿命に戻して、30年前の車の平均寿命は大体7年ほどだったそうです。
これは、車にとっての工業性能が低かったことも考えられます。
今現在の車は、新車点検といっても、エンジンオイルを交換するかどうか迷うくらい。
ディーラーも無料で整備してくれて、殆どやることがないのが現状です。
たまにその車種特有の初期トラブルなどを発見することもありますが・・・

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30年前の新車点検というと、ヘッドカバーをあけて、バルブクリアランスの調整だとか、
ヘッドボルトのまし締め、点火時期の調整など、いわゆる車がならしをしている時間、
人間の手によって、自動車の製造の修正をおこなっているところがあると、本で読んだことがあります。
昔の車のオイルフィルターを見れば分かりますが、馬鹿でかい。
今のディーゼル車並のオイルフィルターの大きさであるといえます。これは
機械精度の向上により、エンジン内部の切子などが発生しなくなった。このためオイルフィルターは
さほどの容量を持たせなくても済むようになった。ということですね。

車の平均寿命、すなわち乗り換え期間が11年。これは昨今の経済事情などが背景にあると思いますが、
自動車産業の衰退、魅力のある車がない。つまり乗換えを検討するくらいわくわくするような固体がないと。
そういう意味合いでも深く考えさせられるような感じもします。
反対に、車の寿命というのは長くつかえるようになってきたんですから大切に乗る。
こっちの考えの方がMHO的には賛成です。愛着もって、車をいつまでも長く大切に使ってあげることが
車にとっては一番幸せなんではないかなぁと。

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