MHO ENGINEERING

現役整備士が運営する自動車総合サイト

電子制御と車

time 2014/12/27

電子制御と車

先日、整備主任講習にいってきました。
整備主任であれば、実技と法令の講習が毎年義務付けられています。
そこで毎年、ためになる講義を受けてきます。

drive-by-wire1

今年の新技術や、いろいろな整備上の注意点などを教えてもらうわけですね。
結構面白くためになります。
毎年感じることですが、どんどんと自動車というのは電子デバイス化されていくということ。
インジェクションにて、きめの細かい制御をすれば確かに排出ガスもクリーンになる。
キャブ車とは比べ物にならないくらい、電子制御はクリーンにできます。

電子制御スロットルなど、スロットルワイヤーがないんですよ?
スロットルワイヤーがないにもかかわらず、スロットルが開いちゃうんですよ?
車の構造を知っている人間であれば、電制スロットルは考え方だけで違和感がわいてしまう。
なんらかの電気的な故障が起こってしまうと、アクセルペダルの動きに
追従してこなくなるんですよ。スロットルバルブが。

トラクションコントロールからエアバック。はたまたハイブリッドなどなど
末恐ろしいほどコンピューターさんが制御してくれています。
インジェクションの車しか乗ったことのない人に、キャブ車の代車をだすと大変。

「こんなエンジンのかからない車よこしやがって!」

と、怒られてしまうことがあります。それはインジェクションだと、ECUが水温を検知して適正な混合気になるように
燃料噴射量を調整してくれている。でもキャブは違う。ある程度人間の手によって
アクセルを調整してやらないとうまくかからない。
オートチョークが当たり前の昨今、昔の車などエンジンをかけられない人は多いんじゃないでしょうか?

スポンサードリンク

キャブ車には独特の癖があって、構造を理解してクランキングしても、毎日乗っている人にはかないません。
その人が上手く制御しているわけで、一発でかけられてしまいます。
でもまぁキャブ車の場合、故障で立ち往生してしまったときでもある程度なんとか出来た。
プラグがかぶってたら、少し焼いてやったり、エンジンが上手くかからなかった
エアクリーナーを外してクランキングさせてみたり、人間の手で応急処置ができたんですが、
近年の車になると、電子制御デバイスがいかれてしまうと、それこそ応急処置をうけつけてくれない。

そういうところに僕はちょっと悲しみを覚えます。
やっぱりキャブとはいかなくても、初期のインジェクションの頃がいいかな。と、思います

sponsored link

down

コメントする





サイト管理人

MHO

MHO

現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

カテゴリー

Twitter

最近のコメント

当サイトについて

当サイトはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。



sponsored link

アーカイブ