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ハイブリッドカーこそこまめなオイル交換を!過酷な状況のエコカーのエンジン状況の話

time 2016/01/23

ハイブリッドカーこそこまめなオイル交換を!過酷な状況のエコカーのエンジン状況の話

世の中今はエコカーブームですね。環境にやさしいとか、燃費が良いといった車を総称してエコカーと呼ぶようになったわけですが、このタイプの車は実はエンジンが相当苦しいと思います。
まずはハイブリッドカー。特にモーターだけで走行が可能なトヨタのシリーズパラレルタイプのハイブリッド。こいつはエンジンを停止してモーターで走ることがあるわけですね。
そのときはエンジンが停止している。そしてまたすぐにエンジンがかけられるといった使い方を日常から行われている。こういうエンジンの使い方って、エンジンにとってはかなり厳しい。

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アイドリングストップ制御があるエコカーもそうだ。完全暖機された状態であればさほど問題は無いけれど、ちょいのりをして、ピストンが膨張する前に信号待ちで止まったりかけられたりということを繰り返され、エンジンが温まるまもなく目的地についてしまう。このような場合はどうだろうか?
エンジンが暖機されていないので、シリンダーとピストンのクリアランスが大きい。いわゆるクランクケースの吹き抜けが大きい状態。ガソリンによるオイルの希釈だって馬鹿に出来ない。

今のエコカーであれば、アイドリングストップの条件を満たしていないなどで発進時はなかなかアイドリングストップしなかったりしますけどね。
とどめの一撃が使われているエンジンオイルだ。環境重視のエコカーはフリクションを嫌うために低粘度オイルを使うのが当たり前になっている。粘度が0W-20というきわめてサラサラしたオイルを使っているのだ。いくら化学合成油や部分合成油だとしても油膜は薄い。

日産GT-Rなどエンジンにシリンダーライナーを使っていない。メーカーが化学合成油の専用オイルを指定しているのは、エンジン保護以外の理由の何者でもない。
エコカーのエンジンで0W-20の粘度を使うなら、鉱物油ではなくて化学合成油を使うべきなのだと思う。
整備振興会で講師に聞いた話だけど、ハイブリッドカーのリビルトエンジンの需要がかなり伸びてきているということだ。やはりエンジンは過酷な状況下で動かされている。
まあ逆に言うと、エンジンの性能を限界近くまで使いきっているともいえるのかもしれない。

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