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液体ガスケットによるシーリング部分からのオイル漏れ

time 2015/07/02

液体ガスケットによるシーリング部分からのオイル漏れ

最近の車にとにかく多いといえる、液体ガスケットによるシーリング。
どういうことかというと、部品と部品のつなぎ目にパッキンを使わなくて、液体ガスケットによって
シーリングを施されているということです。
当然ながら、シーリングをされているということはその内部にあるオイル、水を封入するといった
意味合いがあります。近年このての修理がかなり増えてきた。

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その原因に挙げられるのがタイミングチェーンだと思います。
タイミングベルト方式から、現代のエンジンはタイミングチェーン方式が7割位を占めてきた。
昔のタイミングチェーンとは違って、騒音がかなり軽減されているサイレントタイプのものを使ってきたこと。
そして、タイミングベルト切れによるバルブクラッシュという大故障を避けるためだと思います。
タイミングベルトとチェーンの大きな違いは何かというと、チェーンはオイルで潤滑させないといけないということ。
チェーンはベルトと違って、殆ど切れるということはない。まれにありますけれど。
このタイミングチェーンが収められている部分をエンジンフロントカバーと一般的に呼ぶことがあります。
このフロントカバーにはシリンダーブロック、ヘッドとのツナギ面にはパッキンが使われていない。
そうです液体ガスケットでシーリングを施して、エンジンオイルを封入することが出来ています。
この部分が、熱で硬化したり振動を拾ったりして、オイルが漏れてくる。
この修理がとても最近多くなってきた。シーリングを再び施す修理をしないといけないけれど、
エンジンフロントカバーは、ヘッドカバーとオイルパンにサンドイッチされている。つまり
ヘッドカバーを外して、オイルパンを最低限外さないと、フロントカバーは抜けてこないということですね。
そこに、液体ガスケットを塗布しなおして組み付ける。
ボクは、用心深く一応シクネスゲージでゆがみを測定しておく。あまりにもゆがみが大きいカバーになっていると
交換せざるを得なくなってくるからです。

液体ガスケットはとても便利なものですが、修理は結構大掛かりなものになってくるものが多いと。
そういうことを最近実感したりしました。
タイミングチェーンはいいのか悪いのか?

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