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ブローしたエンジンから抜いたオイルの色

time 2015/02/16

ブローしたエンジンから抜いたオイルの色

engine-blow-oil1

先日車検整備中、不幸にもエンジンブローした車両がありました。
走行距離10万キロ超のトヨタボクシー。1AZを搭載している、初代ボクシーです。
車検受け入れ時には、エンジンオイル警告灯がたまに点灯するということでした。
オイルレベルゲージを抜くと、一滴もオイルが入っていないような状態。
エンジンの音はすでにメタルがいっているような打音が激しい状態。

engine-blow-oil2

お客さんに、その旨を伝えて、オイルとオイルフィルターを交換、油圧警告灯は消えた。
とりあえず、だいじょうぶかなと暫くアイドリングをしていると打音がかなり大きくなり、
再びオイル警告灯が点灯。オイルパンを剥いで見ると、手遅れの状態でした。
ブローした理由は、メタルがいってしまい、エンジンの打音がかなりひどい状態。
ガラガラガラガラいっています。そのままだと足出しそうなくらい。

engine-blow-oil3

新油を入れて1kmも走っていない状態です。抜き出たオイルがとても印象的でした。
オイル交換していない車両にオイルを入れて、抜くと黒いオイルが排出されますよね?
メタルがいってしまったエンジンのブローしたエンジンオイルを抜くと
プラモデルの塗装に使うメタリックゴールドを思い浮かべてください。
オイルの中に金属の細かい粉が混入して、抜けてきたオイルは黄金色でした。
指でまぜるとメタリックそのもの。明らかに粉々になっているメタルだと予想がつきます。

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この車両は全然乗っていなかったらしく、しかもオイル交換の時期を7000kmほどオーバー。
もともとオイル管理が良くないことは、オイルパンをあけて、エンジン内部を垣間見てわかりました。
オイルストレーナーにもかなりの鉄粉がついていました。
ブローしたエンジンの抜けてきたオイル。それは金属粉が交じり合った黄金色。
まさにこの表現がぴったりだったんだなと。
そのボクシーはエンジンを載せ換えることになりました。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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