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エンストを考える

time 2015/03/02

エンストを考える

本日はちょっとへんてこなタイトルながら、自動車整備的な内容を踏まえてお話を。
まずはエンストについて考えましょう。エンストですよエンスト。
エンジンストールの略なんでしょう?エンストって。
教習所に通っていた頃、エンストに気をつけろよなんて教官に言われませんでした?
でもって、教習車によってはクラッチの当たりが全く違っていて、手前でつながるものもあれば奥でつながる厄介なものもある。足を相当リリースしないとつながらない、今にも
クラッチが終わりそうな奴。あれで卒検や坂道発進はきつい(笑)
今でこそ坂道でも、瞬時にブレーキからアクセルへとパッとつなげる様になっていますが、当時はエンストは怖かった。

cabcleaner1

エンストといえばATのエンストも怖い。
なぜならば、ATはエンストするものだという認識がないからですね。
お客さんの車を引き取りに行って、たまに調子が悪くて信号待ちでエンストする車なんか
最初の頃はあせった。何せ、そんなときは大体がDレンジに入っていて再びセルモーターを回そうとしても回りません。当然PレンジかNレンジじゃないと駄目。
レンジを入れなおしてからセルを回すという認識がパッとでてこないから
ATでエンストを起こすとかなり人間あせるみたいですね。信号待ちで青になった瞬間なんてまさにドッキリモノですよ。整備士や車に詳しい人間なら大丈夫ですけど・・・

と、エンストは百害あって一利なし。
エンストする原因はさまざまですが、やはり一番の原因に上げられるのがカーボンだと思います。
多走行によるカーボンの付着。これが一番エンストを引き起こしやすい。
今の車には電子制御スロットルでなければISCというアイドリングを調整している機械がありますが、そこにポートにもカーボンがびっちり溜まっている訳ですよ。
で、急に負荷がかかった瞬間、ISCの追従が間に合わなくなってエンスト。
これがもう多走行車のエンスト原因ナンバー1。
ISCの空気通路がカーボンで細くなってしまっているから、急にライトを点灯したときなど
オルタネーターに負荷がかかり、ベルトを介してエンジン本体にも負荷がかかる。
もう少し燃料を噴射して空気を吸って、持ちこたえたいが、ISCがつまって空気が入らなくてNG。

 

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なのでエンストする車に関しては、一昔前ならキャブクリーナーで大体が良くなった。
ISCやスロットルボディをキャブクリーナーで清掃すると直ったわけですね。
カーボンが取れるから。しかし近年の車においてはISCもスロットルもカーボン除去によるキャブクリーナーはNG。壊れる可能性があるんですよ。
だから、ヘタに取っちゃ駄目。ヘタしたら学習を必要になってしまう。ECUの書き換えなんかも必要になってしまう。
直噴エンジン以外であれば、燃料タンクに少し添加剤を加えて、燃料ラインと
吸気バブルのカーボンを除去するだけで、負圧が上がってくるから結構エンジンも調子よくなる。
そういった意味でも、吸気バルブを綺麗に出来る洗浄性能があるハイオクなどを使うのも
エンジンにとってはいいかもしれない。
エンストは実際自分の身に起これば結構あせります。エンストしないように、最低限エアクリーナーやプラグなどはきちっと点検しておきましょう。あとエンジンオイルの入れすぎもブローバイ過多で吸気系を汚すから注意ですよ。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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