フロントメンバーの交換

先日中古車販売をするために整備をしたレガシィ。
フロントメンバーのスタビライザーのネジ止め部分が錆びて朽ち果てていた。
これを理由にフロントメンバーを交換することになった。
レガシィのフロントメンバーの交換はちょっと面倒くさかった。ステアリングラックごと
おろしていくのだけれど、ステアリングラックのパワステ高圧ホースのジョイントが外しにくい。
結局メンバーの取り付けネジをある程度緩めて、メンバーを下げた状態でパワステホースとのジョイントを外した。

sb-log591-01

メンバーを下ろすためには、エンジンマウントもメンバーから外さないといけない。
エンジンを支えた状態でメンバーを下ろしていくのだけれど、なかなかに重たい。
結局エンジンをつっかえ棒で支えておいて、ミッションジャッキでメンバーを下ろした。
メンバーを下ろしたあとは、ロアアームとスタビライザー、ステアリングラックを新しいメンバーに移植しないといけない。
全てが終わったら、サイドスリップを調整しないといけない。メンバーを換えると、大体が狂っている。それも尋常な狂い方ではない。本当は4輪アライメントテスターで、トー以外にもキャスターとキャンバーなどを調整しないといけない。
ロアアームの付け根などは楕円になっていて、調整が効くようになっているからだ。
レガシィのフロントメンバーの値段は25000円くらい。工賃はステアリングラックの交換で3,6時間。
なので工賃も25000円くらいかかってしまう。5万円コースだ。
フロントメンバーの交換は以前アトレーで行ったことがある。整備士になってから2回目のフロントメンバー交換となりました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする