ガソリンエンジンにディーゼルエンジンのオイルを入れるということはいいことか?

昔、旧車が好きな先輩がいたんですが、その先輩に言われたこと。

「古くなってきたガソリン車にはディーゼルエンジンのオイルがきくぜ!」

そのころはへーそうなんだぁとしか思わなかったんですが、その根拠も不明だし。ただちょっと気になって試したことがあります。

純粋なディーゼルエンジンオイルを入れたわけじゃなくて、ディーゼルとガソリンエンジン共用のエンジンオイルです。

まず先輩がよく言っていた、ディーゼルオイルを入れることの意味。

「エンジンが古くなってくると各部にスラッジが溜まってくる。それを洗浄性のよいディーゼルオイルを使って綺麗にする。」

ということ。なんとなくなるほどと納得してしまいましたが、それは確かなのか根拠を調べてみることに。

まず、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い。

ガソリンエンジンはスパークプラグで点火火花を起こして混合気を燃やしエネルギーとする。ディーゼルエンジンはスパークプラグを持たずに、エンジンの圧縮圧力を利用してその圧力を利用して燃料を自然着火させる。

どちらが効率がいいのかっていうと、ディーゼルエンジンの方が熱効率が断然よくなります。マツダが今度市場車に載せるスカイアクティブXというガソリンエンジンは、ガソリンエンジンをディーゼルエンジンのように制御するもの。

そもそもがガソリンと軽油の引火点と着火点ってそもそもが違う。ディーゼルエンジンに灯油を入れると走ることができるんですけど、燃料の性質が大きくちがいます。

ガソリンエンジンよりも高圧縮のディーゼルエンジンに使われるオイルは、従来は油膜の厚いものが主流でした。ですが、今マツダのスカイアクティブDに採用されてるのはディーゼルながら0W-30といった粘度です。

話を戻して、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのオイルの違いってなんなのか?それは入れられている添加剤。ガソリンエンジンはディーゼルと違って高回転を利用します。なのでガソリンエンジンには高回転の磨耗に適している添加剤が多く入っています。

逆に、ディーゼルオイルには燃焼時に硫黄酸化物という強い酸を燃焼時に発生させます。これはエンジン内部を腐食させる原因になるため、化学的に中和させる添加剤が多く入ってるのがディーゼルオイル。

ちょっとしたおまけ知識なんですが、ガソリンとディーゼルオイルを共用してるオイルの表記について。

SM/CFと書いてある場合、ガソリンオイルがメインで作られているオイルになります。逆にCF/SMとなると、ディーゼルオイルがメインに作られてるオイルになる。

それぞれを合致させてはいるわけですが、やはりガソリンエンジンにはガソリンオイル。ディーゼルオイルにはディーゼルオイルをきちんと使うのがいいんじゃないかなと。

今のディーゼルオイルはDPFのことを考えて作られているので、昔みたいな考え方でいたずらにガソリンオイルにいれるのはおすすめできません。

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コメント

  1. 嶋田 より:

    調べただけで、実際どうだったのかがよく分からない記事でした。