排気ガスにまつわるいろんな体験談

エンジンって吸入して排気をする。この排気にまつわるいろいろなお話をしたいと思います。
まず、昔出張に行きました。エンジンがかからないということなんですよ。
バッテリーはあるし、セルも回る。初爆もあるのに続かない。一体何だこりゃ?と。

結局あきらめて工場へ必死にレッカーしてきたんですが、原因はマフラーが凍っていた。
マフラーの中が凍っていて、排気しなかったんですよ。排気しないもんだから、燃焼して
そのあとに排気で逆流をして、今度は吸入しなくなるからアイドリングしないと。

これはインジェクションで、キャブレターだったら負圧が発生しないだろうから、
初爆も起きにくいんじゃないかなとも思います。排気ガスっていうのはいろいろな役割をしていて、
ターボは排気ガスの力を借りて、タービンを回す。そして同軸上にあるコンプレッサーが回って、
NA以上の空気をシリンダーへ押し込む。

当然ある一定以上の排気ガスが出てこないとターボは効かない。大きなターボほどその傾向が強い。
だから、スポーツマフラーなどに交換すると、排気の「ため」が無くスカスカになってしまう。
最高出力はあがるけれど低速のトルクが失われるということも起こり得てくる。

これを考えると、マフラーに穴が開いていると、それだけロスがでる。排気がスムーズになりすぎて、
ブーストが下から立ち上がりにくくなったり、負圧が発生しにくくなったりして、
燃費も悪化するということも考えられる。

マフラーも穴が開いてしまうとエンジンの燃費に悪影響がでるということでもあると思います

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コメント

  1. 愛知の事務員 より:

    社外マフラーの場合、パイプ径とタイコの内部形状が影響大きいですよね。
    トルクの低下を嫌い細くすると上が抜けない、でも高回転まで回るようにすると街乗りがきつい。
    ターボはまだしもNAだと必ずどちらかが犠牲になるんですよね。
    マフラーの詰まりは、社外でテールにコーラの空き缶詰められたことがありました。
    かかった瞬間に後ろへ飛んでったので判りました。

  2. MHO より:

    昔マフラーの中に水を入れて遊んでいるにいちゃんを見ました(笑