エンジン直結方法 キーシリンダーとイグニッションスイッチ

20分

僕らがキーのついていない車をかっぱらうには大体最速で20分くらい必要

ということが、今日わかりました。

もちろん積載車に乗っけて強引に奪う

とか

こっそりスペアキーを用意する

などといったやりかたではなく、

あくまで整備士チックな車のかっぱらい方ですよ(笑)

まず今時のイモビライザー搭載の車とか
インテリジェントキー搭載とかはなしという前提で行きましょう。

要するにその辺を走っている車をターゲットにするってことで。

最初にお聞きします。

車のエンジンはキーがないとかけられないと思いますか!?

答えは当然NOですよね?

じゃなきゃ盗難なんてあわないもんね。

ではどうやって鍵のない車のエンジンを始動させるか!?

まずはこちらをご覧ください。

igsw-key-c1
!?

これはなんでしょうか?

これは、イグニッションキーシリンダーASSYです。

車のキーを回すとエンジンがかかりますよね!?
それはこのキーシリンダーに

イグニッションスイッチという部品が取り付いているからです。

そして、このイグニッションスイッチはマイナスドライバー1つで回すことができるので、
エンジンはマイナスドライバーでかけられるということなんですよ。

どういうことか!?

さくさくいってみましょう。

igsw-key-c2
キーシリンダーですが、後ろのほうに

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こんな具合にイグニッションスイッチなるものがあります。

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ドライバーでキーシリンダーとイグニッションスイッチを外します。

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左にあるのがイグニッションスイッチ

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これはたいてい6極以上のカプラーでつながっております。

イグニッションスイッチは前述したとおり、
マイナスドライバーでまわすことができます。

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どうですか?ドライバーの角度が変わっているところに注目です。
上から

ACC ON

IGN ON

START

という順番に回しています。

つまり、イグニッションスイッチのカプラーをつないだまま
このようにドライバーでスイッチ自体をくるくる回すとエンジンが

かかっちゃうんですね~。

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怖いですね~。簡単ですね~。

しかし、現在主流の車には

ハンドルロックなる機構がついていますね!?

igsw-key-c10
igsw-key-c11
いま指で押さえているところがハンドルロックをつかさどっている機構です。

これはイグニッションのキーシリンダーについていて、
ステアリングシャフトのくぼみに
このハンドルロックの機構がはまる仕組みで、ハンドルが回らなくなります。

つまりキーをまわさないと、エンジンはイグニッションキーでかけられても
ハンドルロックが解除できないんですよ

なんかややこしいけど、エンジンがかかってもハンドルロックがかかったままになってしまう。
次に注目するのが

どうやってハンドルロックを解除するか!?

これは簡単明瞭です。

キーシリンダーASSYを取り外せばいいんです。

しかし、キーシリンダーをのネジはネジ山がまったくないネジです。

※以前更新したこちらをご覧ください

ある程度技術のある人でないとこのネジは回せません。
ドライバーをハンマーでノミのようにネジの緩みの方向にたたいていくんです。

この一連の作業ができれば車をかっぱらうことが可能になります(笑)

ATの場合、シフトロックのケーブルもキーシリンダーに直結されているので
このワイヤーを解除する必要がでてきます。

まぁこんな感じです。この一連の作業をチームMHOなら
MTの車で20分くらいで頑張れば可能になるということです。

車は簡単にパクれるので、皆さんも注意してくださいね。

キーシリンダーにほこりやごみがつまってしまい、鍵が回らなくなり、
シリンダーの中で鍵が折れちゃったなどと言うトラブルが結構あります。
このときこの技を使うんですが、

キーシリンダーを新しく部品で注文すると、新しい鍵とセットでついてきます。
つまり今までの鍵じゃ、鍵番が違うため、エンジンがかけられなくなります。

逆にこのキーシリンダーについてきた鍵ではドアロックは解除できなくなります(笑)
つまりキーを2本使い分けないといけなくなるんですよね。面倒くさいですね。
それがいやならドアロックやトランクのキーシリンダーもすべてASSYで交換となります。

以上本日はキーシリンダーとイグニッションキーについてでした

ただし、最近の車ではこの方法は通用しません。

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