自営業の車屋さんのスタイルを考えてみた

先日、年末年始で会社に当番で何度か勤務しました。その際、会社は完全に機能していないのでほとんどが自分で全て対処しないといけません。


通常であれば、フロントがいて、営業がいて、整備がいて、事務がいる。
それら全てを自分でこなしていました。それはそれでいろいろと楽しかったし勉強になった。
さすがに暮れも暮れにサンバーのクランクプーリー脱落というトラブルの車両をあずかったときは
焦った。でも部品屋さんがクランクプーリーを持っていたので助かった。値段を聞いて工賃を入れて、伝票を製作。
日直体制なので、お客さんに引き取りに来てもらって、お金を受け取った。そして領収書を発行した。自営業の車屋さんであれば、その全てを自分でやらないといけないのでこういう日というのは刺激的だ。
ちなみに、この日もう一台調子の悪かったプレオがあった。エンジンがエンストするという症状だ。
かなり忙しい1日だったので、ざっと点検してみたら、圧力センサーのダイアグコードが残っていた。
しかし圧力センサーを単体で試験すると正常である。症状的にあやしいのがISCバルブだ。
整備書に基づきながら、診断をしていくとISCかECUの不良ということになった。
部品屋さんに手配すると、ISCは年明けになってしまうということで、いつもお世話になっているスバルへ入庫することとした。

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翌日はさらに日直体制であったので、ボクはプレオに乗ってスバルへ車をいれた。奥さんにスバルまで自家用車で迎えに来てもらった。スバルで診断したところやはりISCであったということ。そして、部品を保持してたのでなんとかその日に直ったということでした。
もし自営業の車屋さんであったら、こんなことが日常茶飯事なんだろうなぁと思いました。
整備工場を持っていなくても、各ディーラーの協力を得ていれば車屋さんは成り立つ。要するに自分のお店をどのような位置づけにするのか?ということだろう。
技術を売りにするのなら、自社で必ず直さないといけない。しかし幅広い活動をするのであれば、
いろいろなショップに協力を仰ぐということになる。何はともあれ、年内に修理することを大前提としていたのでこの作戦は成功となりました。良かった良かった。
やっぱり自営業はいいなぁと思った。でも表面的なことばかりではないでしょう。もっともっと大変な部分は山ほどあるんだろうな。がんばれ町の自動車工場!と、思った一日でした。

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