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重要部品のリコール

time 2016/03/21

重要部品のリコール

自動車のリコールというものほどディーラーメカニックの悩みの種は無いかもしれない。
売れている車であればあるほど回収してリコールを実施しなければならないからだ。ディーラーマン曰く、販売店ごとに割り当て台数がでるということだそうである。

簡単なリコールであれば何の問題も無いけれど、重量部品のリコールになってくると大変だ。
衝撃的だったのはレクサスが出したリコールだ。バルブスプリングか何かの強度が不足しているということで、走行中にバルブクラッシュを起こしてエンジンが止まるといった内容だ。バルブスプリングの交換。

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しかもV型エンジン。こりゃ大変だ。シリンダーヘッドが生きているうちにリコール処置しないと部品代だけでも相当な被害額になってくるだろう。そしてまたでた。ダイハツのコンロッドベアリングの強度不足だ。
しかしちょっと気になるのが、その内容だ。エンジンオイルの量が少ない状態で高速走行を行うと、コンロッドベアリングが焼きついてしまうと。

でもエンジンオイルの量っていうのは本当は毎日運行前に点検しないといけないものなんだけどなぁと思ってしまうのは僕だけでしょうか?

それにしたって、コンロッドベアリングを交換するという作業は大変だ。裏技を使えばオイルパンをはがすだけで交換できないことも無い。しかし本来ならエンジンをきちんと降ろした状態で交換してもらいたい。
子メタルだいって舐めてかかっていい部品ではないのである。

重要部品のリコールが出てしまったら、とにかく時間が勝負になって来るでしょう。特にエンジン内部の部品が損傷してそれが原因でエンジンがぶっ壊れてしまったら、工賃を払うだけで済むようにすぐに回収して改善させる。
じゃないとエンジンASSYが駄目になっちゃったりと途方も無いお金がかかってくる。

リコール作業はボクも何度かやったことがあるけれど、同じ作業を行ってくるとコツもつかめるし作業的にはそんなに大変ではなくなってくる。ミッションののせかえのリコールを行ったこともあるけれど、もう1時間でのせかえできるようになっていたからね。
重要部品のリコールは時間との戦いです。該当者がいましたらすぐにディーラーへ駆け込みましょう。

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