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マーク2 JZX115 ウォーターポンプ水漏れ 交換

time 2015/10/05

マーク2 JZX115 ウォーターポンプ水漏れ 交換

JZX115のマークⅡです。
車検で預かった車両で、走行距離は5万キロ弱ながら、
ウォーターポンプからの水漏れが見受けられたので
タイミングベルトとウォーターポンプを交換することに。

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JZX115マークⅡのタイミングベルト、ウォーターポンプ交換。

散々お伝えしてきた1JZのタイミングベルト交換と全く同じですが、
一応お伝えします。

JZX105との違いはラジエターの配線。
105は電動ファンがないんでしょうね。115になってからは小さい電動ファンが追加されているので
その配線がラジエターのアッパーに一つ。
そしてロア側には水温センサが一つ付いていて、計2本の配線が追加されていました。
あとは基本的に全て同じ。

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ウォーターポンプからの水漏れ

まずはアンダーカバーを外して、ラジエターのドレンを外してクーラントを排出。
水を抜いている隙にATのオイルクーラーホースを2本外します。
外したホースにはいらないネジなどを突っ込んでそれ以上ATFが出ないように
栓をしておきましょう。

水がある程度抜けたらロアホースを外します。
そして水温センサの配線も外します。

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そしてラジエターのアッパーホースも外します。電動ファンの配線も外す。
それが終わったら補機駆動ベルトを外す前に、ファンのナット12mmを緩めておきます。4本。
ベルトが付いている状態なら簡単に緩みます。

ファンのナットを緩ませておいたら、ロングの14mmのレンチで
ファンベルトオートテンショナーを緩みの方向へ動かして
ベルトのテンションを解いて、ファンベルトを外します。

ベルトが外れたら、ファンのナット12mmを4本外してファンを外します。
外したファンはファンシュラウドの中に収めて、ラジエターのコアサポートのネジ10mmを2本外して

ファンを中にいれた状態でラジエターをASSYで上に引っこ抜きます。

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そしたらこんな状態。

ここでタイミングベルトカバーをアッパーを外します。六角のネジ4本。
少し固着気味なのでこじって外します。わらないように。

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外したらベルトカバーの真ん中も外します。ここも六角。
これを外したら、ファンベルトのオートテンショナーを12mm3本を外して
テンショナーを外します。

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そして問題のクランクのネジ。
これは特殊工具がないと恐らく外すのは不可能に近い。
クランクプーリーをロックできるツールを購入してネジを外してください。
締め付けが3300kg・cmなので、相当な力が必要です。

緩んだら、クランクプーリーを抜き取ります。固着してるので
少しずつこじって抜きます。予算があれば交換しましょう。

そしてパワステのポンプのブラケットを移動させないとタイミングベルトロアカバーが外せません
パワステポンプのブラケットのネジを14mm2本を外して1本を緩める。
これでブラケットが動くから、ベルトカバーの10mmを外します。
これでベルトにご対面
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クランクのネジをつけて右回転させて、圧縮上死点前60度にあわせてマーク。

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1JZに限らずオートテンショナーを使っているエンジンはテンショナーベアリングのほかに
オートテンショナーも一緒に交換したほうがいいと思います。

今回はウォーターポンプの交換が目的なので、
エキゾーストカムスプロケットを外します。
インパクトで外します。

17mm。カムのロックツールがあれば手でも回せます。
そしてネジを緩めたらタイミングベルトのテンショナーを外して
ベルトを外します。

ウォーターポンプを外すにはVVTも外さないと駄目っぽいんですが、
エキゾーストカムのスプロケットを外して、タイミングベルトカバーの奥のヤツを
少し浮かせた状態で、ウォーターポンプのネジを外すことが可能です。

ウォーターポンプにはオルタネーターもネジ止めされているので
外して、オルタネーターをエンジンのボディー側に寄せておきましょう。

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ウォーターポンプを外した状態

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外したポンプ

ドレンホースを付け替えます。

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漏れ

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ポンプを外したらテンショナーとオートテンショナーを外して新品に組み付け。
タイミングベルトを交換します。

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ベルトによっては回転方向が指示されているものがあるので注意。

ベルトを交換後、タイミングマークがあっていることを確認して
オートテンショナーのピンを抜いてベルトに張りを与えて
10分ほど放置。
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ピンを抜くとオートテンショナーが伸びてベルトに張りが与えられます。

放置したら、クランクを右回転させて、今度は圧縮上死点でマークがあっているかを確認して終了。

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エキゾースト

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インテーク

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クランク

ベルトをきちんとかけて張りを与えたら、エキゾーストのカムスプロケットをきちんとまし締めしておくように。

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最後のクランクのネジ締めは大型のホイールナット用のトルクレンチで締め付けます。
うちの工場はクランクプーリーに回して使うゴムワイヤーのようなクランクロックツールで
本締めをしています。

以上でJZX115のタイミングベルト交換レポートでした。

やはり問題はクランクのネジなんですよ。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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