レクサス LC500hにで読み取る最近の整備部品交換スパン

最近の新型車って、整備の基準値はどうなってるのかな?ふとレクサスLC500hのデータが手元にあったので読み取ってみることにしました。

なかなかこの車を所有、もしくは整備するという機会はないだろうけれど。それでも高級車の整備基準ってどういうものか?

まずはブレーキですが、当然4輪ディスク。

Frブレーキパッドの厚み 11.5mm

Rrブレーキパッドの厚み 11.5mm

昔の国産車は新品でもなかなか10mm以上の厚みがある車って少なかったけれど、今では当たり前ですね。それだけキャリパーが大型化してきたということか。

そしてホイールナットの締め付けトルクが

140N・m

通常の乗用車だと110N・mくらいなので、結構なトルクで締めないといけません。

ブレーキフルードの交換時期は初回3年、以後2年ごと

クーラントはスーパークーラントに変わってきたけど、ブレーキオイルは依然として2年ごとなんですね。やはり吸水性を克服するのは難しいのか?

ブレーキホース 20万キロごと

めっきりなくなりました。最近。ブレーキホースの交換っていうやつ。昔に比べて性能が向上したし、取り回しもよくなっているということですね。卵エスティマなんか取り回し的にすぐに亀裂が入ったもんだけどね。

ATF 無交換 (シビアコンディションは10万キロごと)

デフオイル 無交換 (シビアコンディションは10万キロごと)

LSD付きの場合 10万キロ(シビアコンディションは5万キロごと)

やっぱりATFは無交換を推奨していますね。おそらくゲージなんかもないんじゃないのかな。いたずらに交換ができないようになっていると思われます。

点火プラグ 10万キロ

エアクリーナー  5万キロ(シビアコンディションは25000kmごと)

エンジンオイル 15000kmか1年 (シビアコンディションは7500kmもしくは半年)

オイルフィルタもオイルと同様

LLC 8万キロか4年ごと (新車時は16万キロもしくは7年ごと)

と、このようになっています。

こうやってみると、長寿命化されている部品もあればそうでないものもあります。エアクリーナーなんて旧態依然としていますね。

性能を向上させたとしても詰まったりするとエンジン不調になっちゃいますからね。オイル類はかなり長寿命化されましたね。

3000kmでオイル交換をしていた時代が懐かしいですよね。でもダイハツのターボ車はシビアコンディションだと2500km交換推奨されてますからね。

これはスラッジなどでオイルラインにゴミが詰まって、ターボにオイルが供給できなくなるおそれを排除した数値でしょうね。

車はほとんど壊れなくなった。だけど壊れたら直すのが難しくなった。一昔前の車が懐かしいなぁって思いました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする