自動車メーカーと自動車ディーラー

本日は自動車メーカーと自動車ディーラーというお題でお話しをしたいと思います。
ボクは両方共に経験したことがないんですが、ディーラーの販売店の人とはよく話しをします。
その中で、たまにメーカー出身者という営業マンに出会ったりすることがある。
その人に話しを聞くことがいろいろと出来た。
うちの工場で、大展示商談会という販売会を何度か行います。その際にディーラーから展示車両を
借りてきます。華やかに見せるためですね。
そのとき、応援に来てくれた若い営業マンがいた。見ない顔なので、聞けば自動車メーカーの人間だという。
自動車メーカーは、新卒を採用して研修期間としてまず工場に配置される。工場で、車の製作現場などに
触れたら今度は各販売店であるディーラーに配置される。大体期間は3ヶ月程度だという。
その彼はなんと大阪の出身で、こんな長野の小さなディーラーに派遣されてきたという。それが終わったら
ようやく本社でメーカー内の配属先が決まるということ。

sb-log439-01

自動車メーカーというのは、自動車の販売元にあたる。ディーラーというのは、その販売許可を得た会社。
メーカー直系の会社もあればそうでない会社もある。
自動車メーカーというのは、自動車ディーラーのさらに上に位置する団体である。僕らが常日頃お世話になっているのは
自動車ディーラーだ。
当然ディーラーはある程度の販売実績をこなすことが出来ると、出来高報酬といった形のものをメーカーから受け取れる。
ディーラーで処置がかなり難しい故障などはメーカーに回されることがある。
某ディーラーで、CAN通信のトラブルがあって、どうやっても直せなかったので、メーカーに手助けをしたそうです。
そうしたら、メーカーの技術者は1日もかからないで、ものの1時間もしないうちの故障を直してしまったということ。
メーカーとディーラーというのは密接しているが、そうでもない微妙な関係なのかもしれない。
しかしメーカーの人間がとてもすごいのかというと、そうでもないことも多々ある。技術者達のレベルは
確かに高いところにあるが、現場での修理というのは、机上の空論のところもある。
理屈では直せない部分など直していくディーラーも大したものだなと思っています。
自動車メーカーと自動車ディーラーについてでした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする