マウント・ブッシュの劣化

今回は地味な役割である、マウントやブッシュについて。
何でかというと、まだ自分の車両ではマウントやブッシュを交換した経験がありません。
なので、ビフォアーアフターで

mount1

「ブッシュやマウントを交換するとこんなにすごいですよ!」

などという感想を述べることができないのであります。
お客さんの車ではしょっちゅう交換しているけど、必ずしも自分が納車引取りを行っているわけでもないので
その効果がいかほどか分からない。
ガタや問題が発生しているから交換しています。

先日スズキのキャリーの車検をしましたが、センターメンバーとフロントのプロペラシャフトのクリアランスが
異様に狭い。4WDに入れていて、段差を乗り上げた瞬間など、干渉しそうなほど狭い。
こんなに狭かったっけ?といろいろと確認して目をやると原因判明。
まずはエンジンマウントが劣化。エンジンが若干下がっている。そしてフロントデフマウントも劣化。
デフも下がっている。最後にミッションマウントも劣化。総合的にプロペラシャフトも
下がり気味になってしまっていたのです。もしエンジンマウントがもっと切れたら
きっとフロントのプロペラシャフトはセンターメンバーに干渉したことでしょう。
このことから、ブッシュやマウントは乗り心地やフィーリングだけを考えて交換しないという考えは当てはまらなくなります。

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もう一つあったのはいすづのエルフ。シングルタイヤのトラックですが、これはミッションマウントが劣化したために
ミッションが下がって、4WDに入れるためのバキュームを調整するダイヤフラムが割れていた。
そのため4WDに入ることが出来なかった。

マウントやブッシュを交換したら乗り心地がよくなるから・・・
それだけの理由ではないということを覚えておいてください。エンジンやミッションが下がると
いろいろな弊害も生まれるということがあります。これは目からうろこでした。
もし10年10万キロ走っている車両であれば、マウントやブッシュを交換する意義は大いにあると
そんなちょっとためになる話でした。

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