新車の納車は大安に行うべきということ

こと田舎では暦に重きを置く習慣が根強く行き渡っています。結婚式をするなら大安だ!
葬式をするなら友引は駄目だ!と。

そして新車を納車するなら大安だ!ということに田舎では定着している。特に、ご年輩の人はその傾向が強く、ワカモノはあまりこだわらない。僕らはやはりお客様に合わせるのが筋なので、最初に提示するのは大安の納車だ。

ワカモノはそんなのどうでもいいから早く納車して欲しいという人が多く、そういう意見がでたら納車日をずらしていく。

しかし大安に納車するのが田舎の車業界ではベストとされているので、納車日が重なることが多い。
特に大安に5台一気に納車だ!という営業マンの姿を見ていると、スケジュールの調整が
大変そうだなぁと思ってしまう。

sb-log758-01

新車といってもメーカーから搬入された車をそのまま納車できるケースなどほぼゼロに近い。
メーカーから届けられてきた新車を、工場で全てオーダーどおりの仕様にしてから納車する。
今のご時勢ならETC、カーナビ、エンジンスターター。この辺までは殆どの人がつけるので新車に装着する作業がある。あと長野県になってくるとスタッドレスタイヤの装着は必須な時期があるわけで、タイヤとアルミホイールを組み込んで袋に入れて新車に載せて納車となるのである。

納車の日が重なってしまうと、かなり大変だ。明日まさにその大安で、営業マンの先輩が5台納車だと言っていた。それぞれ家が相当工場から離れているので朝から晩まで納車納車で一日が終わってしまう。
ボクも下取りの車がないときは納車に付き合ったりしますが、やっぱりお客様の家に実際に届けるまでは緊張するわけですよね。傷がついてはいけないし、不備があってもいけない。1000km点検の通知を出すまではドキドキだよと営業マンが言っていました。

大安の納車。明日は長野県では新車が納車される人がどのくらい居るのかな?うちの工場でも10台くらい新車を収める予定になっています

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 愛知の事務員 より:

    今付き合いがあるディーラーは、引取納車は有料でもしないとのことです。
    一つは人手が無い為、もう一つは事故回避の為です。

  2. MHO より:

    それは賢明かもしれません。回送中には事故のリスクはついて回ってきますからね。