オイルエレメントについて

本日は、簡単なようでおくが深い

オイルエレメントについて。オイルフィルターとも呼びます。どちらでもOK。今回はエレメントという名前で。
まずはこれをご覧あれ

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いろんな種類のエレメント

左から

キャンター(三菱のトラック)

オデッセイ

マークⅡ

いろいろな大きさですね。

オイルエレメントとは、
エンジンオイルの汚れ、不純物をろ過するフィルターですが、
これは定期交換をしないといけません。

大体オイル交換2回に1度。

車を大切にする人であれば、オイル交換ごと交換しちゃうのもアリ。

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オイルエレメントですが、結構互換性というものがあったりします。

その車専用だって感じがするでしょう?

でもそうじゃないんだよね~。

有名どころでは、

三菱とスバルの軽自動車とマツダのガソリン車全般

これは同じサイズのエレメントを使っております

簡単に言うと、三菱やスバルの軽トラックと

RX-7はおんなじエレメントをつかっているんですね~。

軽トラとロータリーがおんなじなんだよ?ちょっと面白いね。

ホンダなんか、エレメントは2種類しかないしね。
サイズが違うだけで、全般にどっちでもつかえたりします。

それじゃどこでオイルエレメントの汎用性を判断するのかって言うと

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このオイルエレメントの取り付け部のネジのサイズと

パッキンの大きさ

これがあっていれば、大きかろうが小さかろうが、オイルは漏れずにはまっております。

ちなみに写真のキャンターのエレメントは、この中にオイルが1リットル近く入ってしまうため、
かなりビッグなサイズです。
オイルの量も9リットルくらいはいっちゃうからね。さすがはトラック。

オイルエレメントで気をつけたいのが、脱着です。

長い間交換してなかったエレメントや、
過剰なトルクで締め付けてあるエレメントは外すのにひじょーに苦戦します。

作業のしやすいところについていればまだしも、

TOYOTA系のエンジンなどはかなり奥にエレメントが存在します。

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大体はこの汎用レンチで取ります

でも、TOYOTAは外れにくいのが多いんだよね。

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そんな時は、サイズにあった、このカップ型レンチを使います。

それでもだめな時は最悪。

ドライバーを突っ込んで強引に回すか、エレメント自体を
タガネのようなもので打ち付けて強引にまわすかなどの手段をとらざるを得ません。

この場合はオイルエレメントに穴があいてオイルが漏れてきますので、
もはや

後には引けなくなります(汗


外せない限りは、エンジンがかけられない。

こう考えると、オイルエレメントもきっちりとした
トルクで締め付けてあげたいですよね。

ある程度のサイズならこれでかなり作業ができます。ただ、このレンチが入らない場合はカップレンチじゃないと駄目。

新品のエレメントをつけるときは、パッキンの部分にエンジンオイルを塗布してあげましょう。
パッキンのねじれを防ぐとともに、外しやすくもなります。

たかがオイルエレメント、されどオイルエレメントです。

慎重に整備しましょう。

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