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パジェロイオ マスターシリンダーOH

time 2015/12/12

パジェロイオ マスターシリンダーOH

パジェロイオのブレーキマスターシリンダーOHです。

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パジェエロイオ

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ご覧の通り、マスターシリンダーからのブレーキオイル漏れによりマスターバックの塗装がはげてしまい、錆びています。
こうなったら至急OHをしないといけません。

まずは車両からマスターシリンダーを取り外します。これは案外と楽チンなのですが、

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パジェロイオは普通にマスターシリンダーだけ外せなかった。
室内のブレーキペダルの奥より、ブレーキブースターの取り付けネジ4本12mmを緩めておいて、ブースターが少し動かせるようにしないと、ストラット取り付け部分にマスターシリンダーが当たって外れない。

ブレーキブースターが少し動くようになると、マスターシリンダーはなんとか外せるようになる。
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ある程度のフルードは垂れてしまうが、できるだけリザーバータンクの中を空にしてから取り外します。

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マスターシリンダーはブレーキのパイプロッドケーブル2本とブースターへの固定ナット2本、それとブレーキオイル残量警告灯の配線ひとつでつながっている。
それらをフリーにする

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赤丸が取り付けネジ
黄色丸がブレーキのパイプロッドケーブル
黄緑が配線

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カプラーを抜く

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フレアナットレンチで、ブレーキのパイプロッドケーブルを外す。これは二つパイプロッドケーブルを外すと、ブレーキオイルがマスターシリンダーより垂れてくるので迅速に

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あとはブースターにつなげられている12mmのナット2つを外す。
これでブレーキマスターシリンダーは車両から外せます。

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マスターシリンダーを外したところ。ブレーキオイルがたれてしまった部分をパーツクリーナーで洗浄するか水をかけておきましょう。そのままだと塗装を痛めてしまう。

あとブースターも塗装してあげるので、綺麗に清掃。

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車両から外したマスターシリンダーの、ブレーキブースターからでているプッシュロッドとの位置関係を計測しておきます。
ノギスのデプスゲージを突っ込んで、深さを測定する。

OHキットがもし間違っていて、この深さが浅くなってしまうと、常にブレーキに油圧がかかりっぱなしになってしまう。
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要するにこの真ん中の深さを調べておく。これがOH終わった後に同じ深さじゃないといけないということである。
さくさくと分解に入ります。

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まずはスナップリングを外す。これでプライマリピストンが出てくる。

現在のブレーキシステムはタンデムマスターシリンダーなので、プライマリがお亡くなりになってもセカンダリーが利くといったことで完全にブレーキが利かなくなることを防いでいる。

タンクも2重構造になっていて、プライマリ側のブレーキホースやらパイプが折れてフルードが抜け出してもセカンダリ側で油圧を保持できるようになっているのです。

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外したプライマリピストン。この時の向きを必ず覚えておく。反対に組み込むと油圧が全く保持できなくなります。

続いてセカンダリーピストンをぬく。大体セカンダリーピストンにはビスで押さえがかけられている。
その押さえのビスを外さないと、ピストンをシリンダーから出せない仕組みなのですが、このパジェロイオは押さえのネジを使用していないので、シリンダーをフリフリするとセカンダリーピストンも順番に抜けてくる

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抜けたセカンダリーピストン。こちらも当然向きを覚えておく。

ここで一度マスターシリンダーの中を清掃する。
綺麗にパーツクリーナーで洗浄。タンクのなかも綺麗にする。

綺麗にし終わったら、シリンダーの中が傷ついていないかを確認。もし傷でもついていればASSY交換しないと駄目です。

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洗浄し終わり、シリンダーも問題なければ組付けにはいります。新しいブレーキオイルをシリンダーへ塗布。

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マスターシリンダーOHキットに付属されているピストンにも新しいブレーキオイルを塗布してゆっくりとシリンダーの中へ入れていく。向きを間違えないように
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プライマリーピストンも組み付け終わったら、スナップリングをはめる

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これでブレーキマスターシリンダーのOH作業は終わり。

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もう一度、プッシュロッドとの位置関係を計測。同じ数字でないと困るのである。

大丈夫のようなら車両に取り付けて、ブレーキオイルを入れて、
4輪すべてのブレーキブリーダーよりエア抜きをしなければいけない。
全部エア抜きが終わって油圧が保持できたら、漏れがないか確認して終了

以上ブレーキマスターシリンダーOHでした。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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