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SOHCとDOHC

time 2015/03/02

SOHCとDOHC

本日はちょっと自動車工学的な話。
SOHCとDOHCについて。
SOHCとDOHCですが、いわゆるカムシャフトが一本か二本かということですね。
シングルとダブルの頭をとってSかDかというもの。昔はSOHCしかありませんでした。
SOHCは吸気と排気のバルブを一本のカムシャフトで開閉しています。

sohc-dohc1
SOHC

ちょうどシリンダーヘッドの真ん中にカムを設置してロッカーアームにてそれぞれのバルブを押しています。
対するDOHCは吸気と排気のバルブを一本ずつ設けています。
そのためロッカーアームはいらなくなり、直接カムでバルブを開閉させています。
当然きめ細かい制御ができるわけですね。
ちなみにDOHCとツインカムは同じ意味です。メーカーによって呼び名が違ったもの。
高機能化できるDOHCですがそれぞれカムにスプロケットをつけてタイミングベルトやチェーンでタイミングを合わせていましたが、そうするとヘッドがでかくなりすぎる。歯車のスプロケットを2つも設置して、それらをタイミングベルトカバーやフロントカバーで覆うわけでからヘッドはでかい。
載せられるスペースも限られてくるので登場したのがハイメカツインカム。

sohc-dohc2
DOHC

これは吸気カムか排気カムのどちらかにスプロケットをつけて、カムシャフト同士を機械的なギヤで回しています。
こうすることで歯車のスプロケットはひとつ。一見するとSOHCと見間違えるくらいヘッドの幅を短くできます。
ギヤには高速で回転するためバックラッシュが増大するのを抑えるため、シザースギヤという中にスプリング入りのギヤを使っています。こうすることによって
常にギヤに力がかかるので高回転時にもきちんとギヤ同士が噛み合う。

sohc-dohc3
ハイメカツインカム

最近の可変バルブ機構にもDOHCでないと駄目。バルブタイミングを可変させるためには吸気か排気どちらかの位相を換えるので油圧の可変バルブ機構にはDOHCが必須になります。
SOHCはSOHCでいいところもあるし今でも使われている。
やはりその車のキャラクターによって変わってくるんじゃないかなと。
本日はSOHCとDOHCについてでした

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