セルモーターが回らないとエンジンがかけられない車

お客さんが車屋さんにエンジンがかからないというお話を持ってくるときっていうのは
エンジンがかけられないという意味でかけてきます。エンジンがかからない原因っていうのは
いろいろあって、ある程度問診を電話でする必要が出てきます。

どのような症状なのか?もしかしたら現場でなんとかリカバリーが出来るのではないか?
などなど整備工場として考えを巡らせるわけなんですよ。

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最近の車でどうしようもないなぁというのがセルモーターが回らない。
というトラブルが出てしまう。これが出てしまうとレッカーが出る可能性が多い。

セルモーターが回らないときのリカバリー方法は、セルモーターにハンマーでコツンコツンと
すこし衝撃を与えてあげる。これで回ることがたまにある。

今の車は殆どが押しがけが出来ない。なのでセルモーターが回らないとエンジンをかける
ことが出来なくなってしまうのだ。しかもセルモーターの寿命って言うのは、外からみたんじゃ
まったく分からない。更に言えば、セルモーターを外すのに、下手したらエンジンを下ろさないと
いけない車だってある。そう考えていくと、セルモーターが簡単に取り外せる車っていうのは
ラッキーなのかもしれません。最近はそういう車が減ってきている。

セルモーターでしかエンジンをかけられないのなら、セルモーターは簡単に脱着できるように
しておくべきだと思うんですけど

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コメント

  1. サンバーTT2 より:

    今時の車は、押しがけって全くと言っていいほど出来ませんよねぇ…。
    AT全盛期ってのもありますが、MTでも安全装置が付いてて基本的に出来ませんもんね!
    自分のサンバーは、クラッチの所に付いてる安全装置はキャンセルしてますけどね!!
    セルモーターがダメになったらすぐレッカー!!
    今の時代の基本かも…。
    トラックでさえ、コモンレールになってから押しがけって出来なくなっちゃいましたからねぇ!!
    昔ながらの噴射ポンプなら、押しがけ出来たのにねぇ!!
    車が進化する程に、人の手が入りにくくなって行くのは仕方がないのかもしれませんねぇ…。

  2. MHO より:

    押しがけって最強の必殺技だったんですよね・・