スズキ車でエアコンが効かない場合は要注意!保証延長になってる可能性あります

まだまだ暑い日が続きますね。今日はちょっとした保証延長の情報をお伝えします。これが見逃すとよくないし、うちの工場でも該当になった車が数台ありました。

それはエアコンが効かなくなるという症状です。

ある年代のスズキ車全般ですが、エアコンが効かなくなります。

大体このような流れになります。

1、エアコンが効かないということで入庫

2、エアコンのガスを調べるとまったく入っていない

3、外部からは漏れていなくて、漏れているのはエバポレーター

4、保証延長が出ているの無料で修理ができる

保証修理でOK!ハッピー!となるはずなんですが、ここには一つ落とし穴があります。

エバポレーターは保証で交換できますが、それを診断する作業を電装屋さんや他の整備工場に依頼すると、点検代がかかる可能性が出てきます。

ここが落とし穴です。

エアコン修理の基本はガス漏れがどこから発生しているのかを突き止めなければなりません。見た目でわからない場合ガスと蛍光剤をエアコンラインに流し込む作業をします。

もし次にエアコンが効かなくなったら漏れた部分に光る蛍光剤が付着するので発見しやすくなるわけです。

エバポレーターは保証延長かかっていますが、その原因を突き止めるための点検代は保証してくれません。なので、保証延長がかかっている車両についてはスズキディーラーで点検してもらうことをお勧めします。

スズキ車エバポレーター保証延長について

製造が古いもので平成24年の8月21日〜平成27年6月3日までの車種が対象になってきます。

ディーラーで漏れているところを点検してもらい、エバポレーターであればそのまま保証で修理することができます。

漏れているところを特定するには、どうしてもガスなどを補充しないといけないので外部工場に依頼すると有料になるケースがあります。

もしスズキ車でエアコンが効かないと思ったら、保証延長の車体番号を当てはめてみてください。対象車種ならディーラーで修理することをおすすめします。

お世話になってる町工場がこの情報を知らないとなおさらやばいので、覚えておいてください。保証で修理できるものをお金がかかるとか最悪です。

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