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定期点検の整備内容について考えさせられる

time 2015/08/29

定期点検の整備内容について考えさせられる

先日、実家に用事があり寄りました。
用事を済ませて実家の車に目を止めた。今実家にある車は三台。軽トラと180SX。
それと母親が乗っているオッティ。
実家の車は全て僕が働いている工場では購入していない。180SXとオッティは親父の代から
親戚が工場長をやっていた日産自動車ディーラーから買っている。
軽トラのみ近所のスズキディーラーだ。車検整備のみ僕の工場で僕が整備している。
なので、基本的にメンテナンスは僕が気がついた時に行っている。
軽トラのワイパーゴムが切れていたので交換しておいた。
オッティは2年前に日産で新車を買ったということもあり、日産ディーラーで一年点検を受けていた。
点検を受けたのでさほど不具合はないだろうとちょっと点検してみた。

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エンジンオイルは交換されていた。オッティといえどekワゴンである。この車は3G83という
エンジンを載せていて、僕も腐るほど整備している。
オッティとekワゴンはデフからよくオイルがもれる。デフミットのシール不良のためだ。
うちのオッティは大丈夫だった。
それとブレーキローターがよく錆びる。これもまだ大丈夫。続いてエンジンオイルがよく漏れる。
これはオイルポンプからである。あとたまにクランクのシールだ。
ほうっておくとタイミングベルトのカバーが歪んでくる。
補機ベルトも亀裂が入りやすい。一本がけで張りはオートテンショナーだ。
オートテンショナーも結構いかれやすい。
パワステポンプもたまに漏れる。エアコンコンプレッサーにまでパワステオイルが垂れていたら要交換だ。
話しを戻して、母親のオッティだ気になったのはクーラントの量が下限ギリギリだったことが一つ。
これは僕が実家に買いだめしてあるクーラントを足しておいた。
日産はまだスーパークーラントを採用してないみたいなので普通のクーラントを足した。
一番気になったのはエンジンオイルの量だ。交換したばかりなので汚れはいいが量がかなり入り過ぎていた。
アッパーレベルより1センチ位上にきていた。これはとても残念だった。
近年の日産車は電子制御スロットルを備えているのが多い。
オイル過多はクランクケースの内圧が高まりブローバイが増えてしまう。このブローバイがインテークに戻り、
電子制御スロットルにイタズラする。
そういう自動車をラインナップしているメーカーの取り扱いディーラーの整備士としてはうーんと思ってしまうところ。
因みにうちのステップワゴンを買ったホンダディーラーに新車点検をお願いして、
オイルを換えてもらったら、アッパーレベルジャストだったのを覚えている。
そのメカニックは今でも、ホンダに在中して、質の高い整備を提供してくれている。
そのホンダは地域でのお客様満足度がナンバーワンで、何度も表彰を受けていたディーラーだ。
日産が悪いとかホンダが悪いとかじゃないが、改めて自分を振り返るいい機会になった。
僕は工場では一番お客様の車には気を使って整備をしている。いい加減な整備をすると気分悪いし、
真似できるもんなら真似してみろ。というスタンスで後輩を指導しています。
特に後輩は少し疲れてくると作業が乱雑になるし文句もいうのでまだまだである。
うちのオッティを作業してくれた整備士さん。ありがとうございました。オイル交換の
次回を示すステッカーにも汚れた手で書いたのか指紋つきまくりでしたよと。
なんか汚く扱われているようでイヤじゃない?
オッティの定期点検で考えたことでした。

こういうのは人のふり見て我がふり直せということで勉強になりますね。いつも誰に見られてもまちがいないような整備をしないといけませんね。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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