ヴィヴィオ ホーンが鳴らない修理

ヴィヴィオのホーンが
鳴るときとならないときがある
という

c-log781-01
スバルヴィヴィオ

エアバック付きのECVT車です。

この時代のエアバックはいわゆる機械式エアバックで配線が付いていないタイプ。
ホーンがならないということですが、ホーンブラシの動きが渋いためと思われるので
まずはハンドルを外します。

エアバック付きなので、バッテリーのマイナスを外して暫く放置してください

c-log781-02
バッテリーマイナスを外して10分くらい気長に待てば間違いなし。
エアバックのコンデンサーの中の電気がなくなるまでね。

そしたら

c-log781-03
エアバックを固定しているネジを外します

トルクスの30

c-log781-04
ハンドルの横にあるメクラカバーを外すとネジが見えます

c-log781-05
赤丸が取り付けのトルクス30のネジ。
青い丸はそれを抑えているプラスチックカラーのネジ。両方外さないと駄目

反対側も

c-log781-06
反対側は複雑。まずは黒いプラスチックを解除して外してください。
そしたらトルクスボルトが出てくるので外して、
青丸のプラスチックカラーのネジも外す。

これでエアバックが外れます。

c-log781-07
機械式のため配線なし。
でも扱いは慎重に。

c-log781-08
ハンドルセンターの17mmを緩めてハンドルを外してから
ナットを取ってください。じゃないと怪我します。

c-log781-09
ハンドルの裏の接点。
ようするにここにホーンブラシが接触しないときがあるということ。

それはホーンブラシのリターンスプリング以上の固着が発生している可能性が大

c-log781-10
これがホーンの接点のホーンブラシと呼ばれている部分。
通常コイツがすんなり入ったり出たり出来ないといけないけど
見事に固着。

c-log781-11
掃除して動きを直した図。どうですか?上の写真の黒いのは全てゴミ。
パーツクリーナーなどで綺麗に掃除して、潤滑剤をつけて
ブラシを出し入れしていると動きがスムーズになります。

最終的には中にあるリターンスプリングの力でブラシが戻らないと駄目。
そこまでスムーズにすること

c-log781-12
プッシュ

c-log781-13
リリース

これで接点が正常に戻るので、ホーンがきちんとなるようになります。
あとは組み立てれば完了。最後に時計とラジオをあわせるようにね

以上がヴィヴィオのホーン修理でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. alucia より:

    いつも拝見して、参考にさせて頂いております。
    機械式のエアバッグでは、バッテリーは関係ないと思いますよ。
    トルクスボルトの所のカバーを動かす事によって、エアバッグの作動を禁止しているはずです。

  2. MHO より:

    言われてみればそうですね。
    エアバックECUの中にコンデンサが入っているんですよね。

    エアバックと言われると何故かバッテリーのマイナスを外して放置というのが染み付いてしまっています。