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P061B エンジントルク計算の整合性異常

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 2社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

ホンダ

P061B 燃料噴射制御ECUのトルク演算異常

ホンダPilot ・ 2023〜2025 ・ ECU: PGM-FI/PCM ・ 北米仕様2023〜2025年式Pilot全グレード。安全リコール適用はHonda iNでVIN照合。

故障の意味

FI-ECU設定不備により急なスロットル変化時にP061Bが記録され、出力低下・エンストを起こしうる。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • FI-ECUのプログラム設定不備
  • 電源・スロットル入力系の異常(一般診断候補)

点検方法

  1. MIL・P061Bと失速・エンストの有無を確認。
  2. Honda iNでVINのリコール対象と実施状況を確認。
  3. 駆動方式・年式別のPGM-FI校正番号を照合し指定ソフトで更新。
  4. 全DTC確認とPCMアイドル学習を実施。

注意事項

  • 走行中の出力喪失やエンストの危険。症状があれば安全を確保し正規診断へ。
  • 更新中は安定した12V電源を維持。日本仕様への適用未確認。

出典

マツダ

P061B エンジントルク計算の整合性異常

マツダCX-5 ・ 2018〜2025 ・ ECU: PCM ・ 北米仕様2018〜2025年式CX-5。Mazda Service Alert SA-011/26で症状とともに列挙されたDTC。日本仕様への適用は未確認。個々のDTCの詳細診断条件は資料に未記載。

故障の意味

PCMのトルク計算に関するDTC。エンジン警告灯・変速制限を伴う事例として資料に記載。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • エアクリーナーボックス下部後方の固定爪3か所のかみ合い不良による吸気流の乱れ(本通達で示された事例)
  • エアフィルターとケースの密着不良による吸気流の乱れ
  • その他の電気・通信・制御系異常(該当しない場合は通常診断で切り分け)

点検方法

  1. DTC・フリーズフレームとエンジン警告灯、加速時回転数変化、変速制限の有無を記録する。
  2. エアクリーナーボックスを軽く前方に引き、下部後方の3か所の固定爪がかみ合っているか確認する。
  3. 固定が正常ならエアフィルターの装着状態と上下ケースの密着を確認する。
  4. 問題がなければMazda MGSSの車種別通常診断に進む。

注意事項

  • 資料は関連DTCが併発する事例を示すもので、すべての原因を確定するものではない。
  • 吸気系の組付け確認をせずにPCM・TCM・ABS等の部品交換を断定しない。
  • 変速制限・警告灯がある車両の試運転は安全性を優先する。

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。