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U1000 CAN通信途絶(ECMまたは他ECUとの通信欠落)

ネットワーク通信 ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 2社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

NISSAN

U1000 CAN通信途絶(ECMまたは他ECUとの通信欠落)

NISSAN2005〜2024 ・ ECU: Diag-On-CAN(対象ECUは車両で特定) ・ 北米2005〜2024年式のDiag-On-CAN対応日産車。ただし2023-24 ARIYA(FE0)、2022-24 Pathfinder(R53)、2021-24 Rogue(T33)、2020-24 Sentra(B18)は除外。個別適用は電子整備書で確認。

故障の意味

ECMまたは他ECUとのCAN通信が欠落。対象ECUにより通信相手は異なる。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 12V電源・アース・ヒューズ系統異常の可能性
  • CAN配線の断線・短絡・端子不良の可能性
  • 通信相手ECUの不具合の可能性

点検方法

  1. CONSULTで全ECUの現在DTCを読みCAN通信関連を優先診断する。
  2. 12V電源、ECU電源・アース、ヒューズ、DLCを点検する。
  3. CAN配線と端子の導通・短絡・終端抵抗をメーカー指定条件で測定する。
  4. 修理後に通信診断とDTC再確認を行う。

注意事項

  • 通電状態や接続状態に応じた測定条件を守る。
  • 診断根拠なしにECUを交換しない。
  • 日本仕様への適用は未確認。

出典

日産

U1000 ECMの非OBD系CAN通信喪失

日産2005〜2022 ・ ECU: ECM非OBD通信 ・ 北米向けNissan NTB13-027C Diag-On-CAN対象車。2005-2022年式。ただし2020-2022 Sentra B18、2021-2022 Rogue T33、2022 Pathfinder R53を除外。日本国内仕様への適用は未確認。

故障の意味

ECMでOBD診断系以外のCAN通信が欠落した。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 低バッテリー電圧(10V未満など)
  • CAN配線断線・短絡・端子不良
  • ECU電源・アース・ヒューズ不良
  • ECU通信不良

点検方法

  1. CONSULTで全ECUの現在DTCと通信状態を確認
  2. バッテリー電圧・IGヒューズ・DLC電源とアースを確認
  3. 指定条件でCAN H/L電圧と終端抵抗を測定
  4. 配線・端子・ECUを切り分け再診断

注意事項

  • 抵抗測定前に電源状態と安全を確認し、エアバッグ等のECUを不用意に切り離さない。
  • 診断結果が裏付けるまで部品交換しない。

出典

U1000 CAN通信の欠落

日産2005〜2024 ・ ECU: CAN通信・Diag-On-CAN ・ 北米向けNTB13-027D。2005〜2024年式Nissan車のDiag-On-CAN診断対象。ただし2023〜2024 ARIYA(FE0)、2022〜2024 Pathfinder(R53)、2021〜2024 Rogue(T33)、2020〜2024 Sentra(B18)を除く。個別車種・仕様への適用は修理書で確認。

故障の意味

ECMまたは他の制御ユニットでCAN通信が正常に受信できない状態

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • CAN配線の断線・短絡・端子接触不良
  • 制御ユニットの電源・アース不良、電源電圧低下
  • 通信対象ユニットの故障・設定不一致

点検方法

  1. CONSULTで全モジュールの現在DTCと通信状態を記録する
  2. 通信系DTCを先に診断し、12V電源・ヒューズ・アースを確認する
  3. 車種別配線図を参照し、CANバスの電圧・抵抗・導通とコネクター状態を点検する
  4. 該当ECUの設定・品番・通信可否を確認し、診断根拠が得られてから修理する

注意事項

  • CANバスの抵抗測定はメーカー指定の電源OFF・スリープ条件を守る。
  • 電子制御ブレーキ等の警告灯点灯中は走行安全を先に確認する。
  • DTCだけを根拠にECU交換を行わない。

出典

U1000 ECM以外のECUのCAN通信喪失

日産2005〜2022 ・ ECU: ECM以外のECU ・ 北米向けNissan NTB13-027C Diag-On-CAN対象車。2005-2022年式。ただし2020-2022 Sentra B18、2021-2022 Rogue T33、2022 Pathfinder R53を除外。日本国内仕様への適用は未確認。

故障の意味

ECM以外のECUがCAN通信の欠落を検出した。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 低バッテリー電圧(10V未満など)
  • CAN配線断線・短絡・端子不良
  • ECU電源・アース・ヒューズ不良
  • ECU通信不良

点検方法

  1. CONSULTで全ECUの現在DTCと通信状態を確認
  2. バッテリー電圧・IGヒューズ・DLC電源とアースを確認
  3. 指定条件でCAN H/L電圧と終端抵抗を測定
  4. 配線・端子・ECUを切り分け再診断

注意事項

  • 抵抗測定前に電源状態と安全を確認し、エアバッグ等のECUを不用意に切り離さない。
  • 診断結果が裏付けるまで部品交換しない。

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。