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0W-20という低粘度オイルを考えてみた

今の車の指定オイルって0W-20という低粘度タイプが多い。
もうこれは環境に配慮したというのが殆どの理由でしょう。環境はどのような環境かというと、低燃費であるということ。0W-20というオイルは昔に新車に充填されていた10W-30よりも2ランクくらい柔らかいオイルだ。

うちの工場にも200リットルのサーバーであるけれど、10W-30のエンジンオイルよりもう全然シャバシャバ。水みたいなイメージだ。

ただ、0W-20というので鉱物油は少ないのも現状。自動車メーカーの純正オイルを例にとって見ると、0W-20は部分合成油という設定が多い。鉱物油だと分子の構造が荒くて、やはり0W-20という低粘度オイルを採用するためにはベースオイルがいいものじゃないと駄目なのだろう。
ボクは今まで自分の車に0W-20というオイルを入れたことはない。ちょっと古い車であって、5W-30くらいまでを使いましょうみたいなことが説明書書いてある。

僕が乗っている車以降のものになったら、0W-20が使っても問題ないということになっている。
実際に0W-20を使うとそれほど燃費は向上するのだろうか?自分の車で試してデータを取ったわけじゃないのでなんともいえないけれどちょっと試してみたいところもあります。
ただ、0W-20というオイルはやはり油膜がかなり薄いオイル。だから鉱物油だと厳しいんだろうけれど、長年使い続けてくるとエンジンの音が大きくなるとかって本に書いてある。

これはどうなのだろうか?確かに油膜が薄いからエンジンが減るのは早いのかもしれないけれど、日産のGT-Rは0W-40という粘度を使っている。これは専用の化学合成油だから磨耗は少ないかもしれない。
でも0W-20というオイルを使い続けている場合と10W-30というオイルを使い続けている場合ではそんなにエンジンの磨耗はちがってくるのだろうか?

本当ならば、10万キロくらい走った後に騒音計でその音をそれぞれ計測してみたいし、圧縮もどのくらい違ってくるのかを計ってみたい。

最低限この位のデータをとってみてからじゃないと、安易にエンジンの音が大きくなるとかという感想はかけないですからね。でも燃費がよくなるなら0W-20を使ってみたいなぁ。
燃費計測くらいならさほど問題はないと思うしね。