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雨の日の自動車整備士の仕事

雨の日の自動車整備士の仕事というタイトルです。
雨は嫌いであります。気分がブルーになってしまうのもそうだし、いろいろと仕事に支障をきたしてくる。
まずは、納車引取りに関して言えば、結構ぬれてしまう。お客さんの車に、傘を乗せるわけにはいかないから玄関の間口でとりあえずお客さんが出てくるのをじっと待っていて、鍵をもらったら車にダッシュ。
という流れで車にのる。
続いて困るのが、下回りの洗浄である。いや、下回りの洗浄ではない。オイル漏れなどの確認が難しくなること。
乾いている状態であれば、オイル漏れの確認はとても容易に可能である。しかし雨でぬれてしまうと漏れているポイントが全く分かりにくくなってくる。
そして、下回りの防錆塗装。これも困る。なにが困るかというと、湿度が高くて、下回りを洗浄した車がなかなか乾かない

冬なんかてきめんです。外気温も寒い。こうなってくると防錆塗装が打てなくなってしまう。
乾かないからね。

1日車検などがある日も困る。防錆塗装が終わったらタイヤなどを組み付けて、すぐに完成検査に移らないといけないのに、雨が降っているので、せっかくの防錆塗装がまた水で落ちてしまう。
その後には納車整備で洗車をしないといけない。雨の日の1日車検は大変だ。それも外気温が下がってくると乾かないために厄介なのである。
洗車も困る要因だ。綺麗に洗ってもよごれてしまうからだ。一番最悪なケースというのは、雨が降っている中綺麗に洗う。そしてまた雨の中においておくと、納車の直前に晴れてしまう。こうなってくるともう一度洗わないといけない。

こういう御天と様のいたずらに翻弄されながら雨の日の自動車整備士の仕事というものは進んでいくのである。