バックブザーが鳴らなくてすったもんだした件

トラックにはバックをする時に周囲に認識してもらうためにバックブザーがついているモデルがあります。
軽トラックにもスバルのサンバー辺りは採用しています。これを嫌がる人が中にも居ます。
確かにバックにシフトを入れたときにピーピーといったでかい音がなるのは目立ってしまう。

夜遅くに自宅の車庫から車を出すなんていうときには、近所迷惑も考えるのも分る気がする。
で、先週預かったコンテナ車のいすづのエルフ。このバックブザーが変だということで修理することに。
バックブザーって、いかにもブザーですよ!というものが車体に取り付いているんですが、このエルフどこにブザーがついているかパッと見ではまったくわからないんですよ。

一体どこについているんだ?

実際にブザーを鳴らしてみても音量が小さくて聞き取りにくい。バックブザーをONにするっていうことは考えられる配線なんかバックランプスイッチ系統くらいしかパッと思いつかない。それかバックランプ。

この辺りから電源を取っているだろうと思ったら、さすがエルフ。テールランプユニットに備え付けられていました。そして、バックブザーを点検すると。あらあら。音を消すように綿やらビニールやらがかなり詰め込まれていました。これは運転手がバックブザーを任意的に消音しているということですね。

しかし経営している社長からしてみれば、ブザーが鳴らなくて事故でも起きたら大変だ。ということなんでしょう。
両者の意見は食い違っていますが、とりあえず消音器?を取り除いて正規の音量が出るように直しておきました。
たかがバックブザーですが、もしかしたらバックブザーがあったから防げた事故だって実際には
あるかもしれません。かっこ悪いけれど、それだけ安全ということを考えればキャンセルするのもどうかなぁなんて思ってしまう自分も居ました。

皆さんはどうおもいますか?自分の車にブザーがついていないから言いたい放題いえるのかもしれない(笑)