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バッテリーを新品に交換してもエンジンがかからない単純な原因

たまに車に詳しいお客さんが、

「自分でバッテリーを交換したんだけどエンジンがかからない」

という問い合わせを受けることがあります。その時問診をするわけですが、まずどのようにエンジンがかからないのかを聞きます。

バッテリーを新品にしたのにもかかわらず、セルモーターが回らないのか?

それともセルモーターは回るんだけど、エンジンに火が入らないのか?セルは回るけどエンジンがかからないということになれば、問題はバッテリー以外になってきます。

問題なのは、新品のバッテリーに交換したのにセルがうまく回らないと言われるケース。

単純にいろいろなことを疑ってかからないといけない。

まず、交換されたバッテリーはそもそも本当に新品で正常なものなのか?セルが回らない原因はバッテリー以外にあったのではないか?

自分でバッテリーを交換するお客さんは、普通のユーザーよりも車の知識を持っています。ただ、バッテリー交換時のミスでショートさせてしまいヒューズを飛ばしちゃうということも考えられる。

電源が入るけどセルがうまく回らないと言われたら、まず疑うのが端子。

バッテリー端子が錆びていると、うまく電気が流れないので、交換しないといけない場合があります。表面をペーパーで削って表面がピカピカになれば問題はないけど。

もしバッテリーを交換してもセルモーターが元気よく回らないという場合、取り付けにミスがなければターミナルを確認しましょう。

写真みたいに錆びまくっていたら、サンドペーパーで削ってあげるなりするときちんと電気が流れるようになります。

お客さんが何かの部品を交換したという話を受けても、その交換された部品も疑ってかからないと原因にたどり着けないですからね。