日記・戯言

ヤナセが取り扱い、来年度は大注目のBYD!ラッコのデビューでどう変わるか?

去年さらっと報道されて、多分一般の人にはほとんど認知されてないと思います。

BYDという中国の自動車メーカーがあるんですけど、世界で電気自動車の販売台数がNO.1に立った。ということ。

テスラを抜いたんですよ。そして、日本の軽自動車規格にも殴り込みをかけてきた。

それがこちらのラッコ。

パッとみると、タントやNBOX、スペーシアなどに面影が似てます。

このラッコが来年度日本で販売されるんです。

多分、ほとんどの人は中国のメーカーなんか怖くて買えないよ。って思うでしょう。

自動車業界で働いている僕も、スペックこそ魅力的だなと思いつつも、心配な点もあります。それは故障とアフターサービスについて。壊れても国産車みたいにすぐに修理ができなかったり、耐久性が未知数すぎる。

このラッコを例えば、全く同じ車でトヨタが販売したらどうなると思います?スズキやダイハツでもいいんですけど。BYDのOEMとして。

多分、相当数売れると思うんです。

東京オートサロンで、また新たなスペックが公表されました。搭載する電池。スタンダードが20kWh。ロングレンジで30kWhの電池を積んできます。

もちろんロングレンジのほうが電池容量が多いので高いですけどね。

20kWhといえば、日産のサクラと同じ。

ホンダのN-ONE eはバッテリー容量29.6kWh。

この二車種と同じかほぼ同等の電池を搭載してくると。ただし、搭載されている電池はLFP。ここが一つのポイントになります。

日本車の電気自動車の多くは三元系リチウムイオン電池を搭載してます。LFPというリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを積んでるのは、スズキのeビターラくらいです。

三元系リチウムイオン電池に比べてLFPは何が違うのか?大きく2点。一つ目は充電回数。

よくあるポータブル電源のほとんどはLFPです。三元系リチウムイオン電池が性能が上がったとしても1000回も充電すればバッテリー容量が落ちてきます。

対してLFPの場合3000回とか受け付けてくれるんです。充電回数を。これを単純に航続距離とかけるとしたら、LFP搭載車の方が圧倒的にバッテリーが長持ちする。

スマホだって、下手ってくるとすぐにバッテリー減るでしょう?あれ、嫌ですよね。同じことが車でも起こります。

そしてLFPは燃えない。電気自動車の火災って厄介で、リチウムイオン電池の出力が終わるまで火が消せないくらいやばいです。

たまに船に運ばれてくる電気自動車が燃えて、船が沈没したなんていうニュースが流れてきます。

あれは三元系リチウムイオン電池。LFPは基本燃えないので、有事があったときも安全性が担保される。

ラッコはLFPを積んでいる。ここが大きなポイント。耐久性こそ未知数ながら、なんと日本でベンツなどを取り扱ってるヤナセがBYDを取り扱うというんです。

ヤナセでサービスを受けられるのであれば、万が一BYDがコケて日本から撤退したとしても、のちの修理に責任を持ってくれる。

逆を言えば、ヤナセもそこまでBYDを評価してるんだろうなと。

BYDは今年さらにATTO2とSEAL6というPHEVを投入してくるようです。ラインナップがかなり充実してきますね。

実際僕が住んでる地域でもBYDをたまに見かけることが出てきましたので。

箱根のガソリンスタンドが廃業したっていうニュースを今年初めに見ました。わかりきってますけど、日本の人口はどんどん減っていきます。

ガソリンスタンドはインフラだっていうけれど、わずかな人しか住んでない地域にスタンドを維持してくれる会社がどれだけあるか?行政が支援したとしてもどうでしょうかね。

電気自動車なら自宅で充電できますから。ガソリンスタンドみたいに地下タンクを何十年で交換しないといけないっていうこともないし。

日本の田舎こそ電気自動車なんですよ。それにまだ気がついてる人が少ないだけで。

車検整備でおじいちゃんやおばあちゃんの車を引き取ってくると、オーダーされるご用命ごとに

「ガソリンを満タンにしてきてくれ」

って。

これ、結構増えてきてるんです。自分で燃料を入れるのが億劫なんですよね。田舎のおじいちゃんおばあちゃんが電気自動車の良さを知ったら、ガソリン車には戻れなくなるかもしれない。

その一つのきっかけになるのがラッコですね。ATTO2なんてPHEVでこのサイズなら僕も所有してみたいなって思いますよね。ロッキー、ライズクラスでPHEV。搭載する電池はLFPです。どうです?