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ターボは今のナチュラルなフィーリングよりドッカンターボのほうが面白かった

僕はどちらかというとNAよりもターボのほうが好きだ。ターボで忘れられないのが、いかにもターボが効いています!的などっかんターボがはやっていた時代である。
それが、現代のターボはターボラグを抑えようとなんだかNAのようなフィーリングに仕上がってきている。ターボラグを嫌ってのことだろう。

でっかいターボを回すためには相当な排気圧力が必要になってくる。しかしそれだけ排気圧力が増えるということは、やはり高回転までエンジンを回す必要がある。
車のエンジンに見合ったタービンがチョイスされていないと、全然タービンを回すだけの排圧があがらなくなってしまう。

これを嫌って、一時期ツインターボが出回った。シーケンシャルツインターボと呼ばれて、低速域では小さいターボ。高速域でもう一個のでっかいターボをまわすというものだ。
僕も乗っていたFD3Sがこのシーケンシャルツインターボだった。4500回転からセカンダリータービンも廻りだす。その段付が簡単に体感できた。

ツインターボだとやっぱり部品点数も多いし、お金も部品の数も増えてしまう。
今ではあまり見かけなくなってきた。相当なスポーツカーには搭載されているけれど。
やっぱりでもちょっと荒いほうが楽しかった。今のターボのセッティングよりも昔のターボのセッティングの方がどっかん的で、いかにもターボ効いてます!みたいな。

ああいう感覚って非日常で楽しいと思ったんですけどね。
でも万人向けのセッティングじゃないとあぶないのが実際ですしね