C1283 横G・前後G・ヨーレートセンサー信号異常

シャシー ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Kia

C1283-87 横G・前後G・ヨーレートセンサー信号異常

KiaK5 ・ DL3 ・ 2025〜2025 ・ ECU: ACU (Airbag Control Unit) ・ 北米仕様2025MY Kia K5 (DL3)、2024-02-20~2024-10-25製造のSA609対象VIN。2025年4月Kia TSB ELE376/SA609。IG OFF後1.5秒以内の再始動でESC/前方衝突回避支援/車線維持支援の警告が最長約3分点灯する場合にC128387が保存される。ACU品番95910 L2AA0、旧ROM 04022AA1 → 新ROM 04042AA0、KDSイベント805。VINはKDealer+で対象を確認。日本仕様への適用未確認。

故障の意味

ACUがGセンサー/ヨーレートセンサー関連の信号異常を検出したコード。 北米向けTSB SA609ではIG OFFから1.5秒以内の再始動で一時的に警告が点灯する条件に関するACUの制御ソフト改善を案内している。該当条件以外の恒常的なセンサー/CAN故障を否定しない。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 対象旧ACU制御ソフトの起動直後のDTC判定ロジック不適合
  • 実際のセンサー・CAN通信回路・電源の異常(更新対象条件外または更新後再発時)

点検方法

  1. KDSでACUと関連モジュールのDTC、フリーズフレーム、警告表示と再始動条件を記録する
  2. 対象2025MY K5 (DL3)、生産期間2024-02-20~2024-10-25およびKDealer+でSA609のVIN適用と実施履歴を照合する
  3. Kia ConnectによるOTA更新済みか確認し、最新ROMなら重複更新しない
  4. EPCでACU品番95910 L2AA0とKDS現行ROM 04022AA1を照合し、適合する場合のみイベント805をAuto Modeで実施する
  5. 12V電圧12.3V以上・KDSタブレット電池60%以上を確保し、書換え中はエンジンを始動せず通信を切断しない
  6. 更新後にIG OFFで10秒待ち、ROM 04042AA0(または正規後継版)を確認してDTCと各警告灯の再発を点検する
  7. 条件不一致や更新後に再発する場合は、該当センサー・CAN通信・ESC関連系統を通常診断する

注意事項

  • 警告表示中はESC・FCA・LKAが一時的に機能しない可能性があるため、走行安全を確保する
  • 当該TSBでは通常のエアバッグ展開機能および制動性能には影響しないとしているが、別の安全上の不具合を除外しない
  • AIRBAG(ACU)制御器書換えはメーカー指定の手順と安定した補機電源で行う
  • ACU品番は部品ラベルでなくEPCで照合する
  • 北米向けサービスアクション・ソフトを日本仕様へ流用しない

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。