P0507 アイドル回転数が規定値より高い(特定モードでの誤検出)

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Lotus

P0507 アイドル回転数が規定値より高い(特定モードでの誤検出)

LotusEmira ・ 2024〜2025 ・ 4-cylinder ・ ECU: EMS / Engine Management System ・ 2024~2025年式Lotus Emiraの4気筒エンジン車、全市場向け。ただしMIL継続点灯が特に発生するのは中国・米国などFederal市場。Sport/Trackモード、駐車ブレーキ、Dレンジの特定操作順序で異常検出する場合。日本仕様の排ガス区分・ソフト校正は別途確認。

故障の意味

エンジン制御システムがアイドル回転数過大を検出するP0507。対象EmiraではSport/Trackモードの特定の操作手順によりEMSのソフトウェア要因で不要なP0507を記録することがある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • EMSの制御ソフトウェアに起因する特定操作でのDTC誤検出
  • 吸気漏れやスロットルの固着など、実際の高アイドル回転を生じる異常

点検方法

  1. 2024・2025年式4気筒Emiraであることと、P0507・フリーズフレームを確認する
  2. 警告灯点灯がSport/Trackの選択後だったか、前回の同一走行サイクルで4200rpm超となったかを聞き取る
  3. 停車中のDレンジ・駐車ブレーキ保持・ブレーキペダル解除という条件と症状の関係を確認する
  4. 吸気漏れ、スロットルの固着、他のP0507原因をメーカー手順で除外する
  5. 対象条件に合致し他原因がない場合、EmiraDSでDTCを消去して再発監視する

注意事項

  • Dレンジでブレーキペダルを離し駐車ブレーキだけで停車しない。確認作業でも車両の予期せぬ発進に注意
  • メーカーは回避方法としてブレーキペダル保持・N/P選択・駐車ブレーキ解除を案内している
  • 一般的なP0507の点検を省略してEMSの誤判定と断定しない
  • 今回のTSBはソフトウェア更新の実施指示ではなく、再現条件と回避策・DTC消去を記載

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。