P0A09 DC-DCコンバーター系統の異常(P0A09)

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

MITSUBISHI

P0A09 DC-DCコンバーター系統の異常(P0A09)

MITSUBISHIi-MiEV ・ 2012〜2013 ・ ECU: EV-ECU/DC-DC Converter ・ 北米仕様2012~2013年式i-MiEV。2013年式はカナダ販売車のみ。TSB-19-54-016(2019-09)に基づく。保証延長10年の現在の適用可否は車台番号・初度登録日で要確認。日本国内仕様への適用は未確認。

故障の意味

DC-DCコンバーター関連の診断異常。対象車では車載充電器内部コンデンサーの短絡によりMCU高電圧ヒューズが溶断し、駆動用電池の普通充電と12Vバッテリー充電ができなくなる事例がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 車載充電器(OBC)基板内コンデンサーの短絡の可能性
  • モーター制御ユニット(MCU)内の高電圧ヒューズ溶断の可能性
  • DC-DCコンバーター・高電圧配線等の別原因の可能性

点検方法

  1. EV-ECUを正規診断機で読み、P0A09と他DTC、12V系統の状態を記録する
  2. 通常充電不能・12V充電不能の症状を確認する
  3. メーカー整備書Group54DのP0A09診断に従いMCU高電圧ヒューズの溶断有無を専門作業者が確認する
  4. 対象症状とヒューズ溶断が確認された場合のみTSBのOBC交換手順と現行部品・保証適用を照合し、修理後に再診断する

注意事項

  • 高電圧感電の危険があるため指定保護具を着用しサービスプラグを切り離す。メーカー整備書の遮断・残留電圧確認を優先する
  • DTCのみでOBC交換を断定せず、高電圧ヒューズと充電状態を確認する
  • 2019年当時の10年保証延長が2026年に有効とは限らない。適用は販売店に確認する
  • 国内仕様への適用は未確認

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。